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J-GLOBAL ID:202102248477395034   整理番号:21A2111115

Alpinia katsumadaiから単離した非環状トリテルペノイドはERKとNF-κBのリン酸化を阻害することによりホルマリン誘導慢性マウス足炎症を軽減する【JST・京大機械翻訳】

Acyclic Triterpenoid Isolated from Alpinia katsumadai Alleviates Formalin-Induced Chronic Mouse Paw Inflammation by Inhibiting the Phosphorylation of ERK and NF-κB
著者 (12件):
資料名:
巻: 25  号: 15  ページ: 3345  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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慢性および過度の炎症は,宿主器官を破壊し,炎症性腸疾患,喘息および関節リウマチのような炎症性疾患を引き起こす。本研究では,リポ多糖類(LPS)刺激J774細胞及びホルマリン誘導慢性足炎症マウスモデルを用いて,Alpinia katsumatai種子由来2,3,5,22,23-ペンタヒドロキシ-2,6,10,15,19,23-ヘキサメチル-テトラコサ-6,10,14,18-テトラエン(PHT)の抗炎症作用を調べた。in vitro結果は,PHTが細胞毒性を示さず,LPS誘導NO分泌を減少させることを示した。加えて,PHTはLPS誘導NOシンターゼ(iNOS)とシクロオキシゲナーゼ2(COX2)蛋白質発現を阻害した。定量的リアルタイムPCRの結果は,PHTが炎症誘発性サイトカインインターロイキン-1(IL-1)とインターロイキン-6(IL-6)の遺伝子発現をダウンレギュレートしたが,腫瘍壊死因子(TNF-)は下方制御しなかったことを示した。PHTは活性化B細胞(NF-B)の細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK)と核因子カッパ軽鎖エンハンサーのLPS誘導リン酸化を阻害した。マウスモデルにおいて,50mg/kg PHTの経口投与はマウス足厚と体積の両方を有意に緩和した。これらの結果は,PHTが潜在的抗炎症効果を有し,可能な機能性材料と考えるべきであることを示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消炎薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究 
引用文献 (38件):
  • Chen, L.; Deng, H.; Cui, H.; Fang, J.; Zuo, Z.; Deng, J.; Li, Y.; Wang, X.; Zhao, L. Inflammatory responses and inflammation-associated diseases in organs. Oncotarget 2018, 9, 7204.
  • Mogensen, T.H. Pathogen recognition and inflammatory signaling in innate immune defenses. Clin. Microbiol. Rev. 2009, 22, 240-273.
  • Lu, Y.C.; Yeh, W.C.; Ohashi, P.S. LPS/TLR4 signal transduction pathway. Cytokine 2008, 42, 145-151.
  • Fujioka, S.; Niu, J.; Schmidt, C.; Sclabas, G.M.; Peng, B.; Uwagawa, T.; Li, Z.; Evans, D.B.; Abbruzzese, J.L.; Chiao, P.J. NF-κB and AP-1 connection: Mechanism of NF-κB-dependent regulation of AP-1 activity. Mol. Cell. Biol. 2004, 24, 7806-7819.
  • Kawai, T.; Akira, S. Signaling to NF-κB by Toll-like receptors. Trends Mol. Med. 2007, 13, 460-469.
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