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J-GLOBAL ID：202102248717819719   整理番号：21A0132476

解像度可変型MPS法

Multi-resolution MPS Method

著者 (3件)： 田中正幸 (東芝 生産技セ) ,  益永孝幸 (東芝 生産技セ) ,  中川泰忠 (東芝 生産技セ)
資料名： 日本計算工学会論文集(Web)  (Transactions of JSCES (Web))
巻： 2009  ページ： ROMBUNNO.20090001(J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： U0063A  ISSN： 1347-8826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 粒子法により非圧縮性流体を解析するMPS(Moving Particle Semi-implicit)法には空間的に粒子径を変更できないという問題があった.本研究では重み関数を粒子の大きさを考慮して計算し,さらに非圧縮条件を粒子径が異なる場合にも対応できるように変更することで,空間的に粒子径が異なっても安定に解析できるようにMPS法を改良した.また,粒子の分裂と結合を行うことによって動的に空間解像度を調整することを可能にした.その結果,ダム崩壊問題において計算時間を約1/9に削減することができた.(著者抄録)

シソーラス用語： *数値解法 ,  *流動解析 ,  非圧縮性流体 ,  重み関数 ,  分解能 ,  空間分解能 ,  近傍探索法 ,  ダム崩壊 ,  粒径 ,  圧力分布 ,  計算機シミュレーション ,  安定性 ,  *粒子法 ,  多重解像度 ,  *MPS法 ,  *解析 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： 空間解像度 ,  粒子径

分類 (2件)： 流体動力学一般  (BC02010G) ,  数値計算  (JE02000J)

引用文献 (16件)：

• (1) Lucy, L. B., A numerical approach to the testing of the fissions hypothesis, The Astronomical Journal, 82, 1013-1024, 1977.
• (2) Gingold, R. A. and Monaghan, J. J., Smoothed particle hydrodynamics: theory and application to non-spherical stars, Monthly Notices of the Royal Astronomical Society, 181, 375-389, 1977.
• (3) Koshizuka, S., Tamako, H. and Oka, Y., A particle method for incompressible viscous flow with fluid fragmentation, Computational Fluid Dynamics Journal, 4, 29-46, 1995.
• (4) Cummins, S. J. and Rudman, M., An SPH projection method, Journal of Computational Physics, 152, 584-607, 1999.
• (5) 新井淳, 越塚誠一, 粒子法に基づく圧縮性・非圧縮性流れ統一解法, 計算工学会論文集, 2008, Paper No. 20080008, 2008.

タイトルに関連する用語 (3件)： 解像度 ,  変型 ,  MPS法