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J-GLOBAL ID：202102248815170448   整理番号：21A0057390

コンベックステープを用いた巻き取り収納可能な火星飛行機主翼の検討

Study on Rollable Main Wing of a Mars Airplane Using Convex Tape

著者 (2件)： 石川明日真 (東海大 大学院) ,  角田博明 (東海大)
資料名： 宇宙科学技術連合講演会講演集(CD-ROM)  (宇宙科学技術連合講演会(CD-ROM))
巻： 64th  ページ： ROMBUNNO.2I04  発行年： 2020年 
JST資料番号： S0277B  ISSN： 1884-1945  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 飛行機型惑星探査機は火星のような大気を有する惑星の使用のために検討されている。惑星探査機は軽量であることおよび輸送中の質量と体積制限のため高い貯蔵効率を持つことが求められている。また,火星の大気密度は非常に薄く,地球の1/100であり,さらなる重量減少が飛行に必要である。高順応主翼構造を実現するために,本論文は,翼形に巻取り可能な凸テープを有する主翼構造を作製する方法を提案している。凸テープは曲がった断面を有する薄い線形材料であり,高い貯蔵効率を使用してきた。コンベックステープは,それが圧延されるとき,円周差を生成する。周囲におけるこの差は貯蔵効率に悪影響を与えるので,その長さを計算している。火星大気における飛行に適した翼を選択し,凸テープで成形する。有限要素解析によって,翼が曲げ荷重を受けるとき発生する応力と変位を得て,評価している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *飛行機 ,  *惑星探査 ,  *主翼 ,  構造 ,  巻取 ,  テープ ,  数値解析 ,  火星 ,  *構造解析
準シソーラス用語： 展開構造

分類 (2件)： 宇宙飛行体  (QK08000Y) ,  構造力学一般  (HD01000X)

引用文献 (8件)：

• Braun, R.D., Wright, H.S., Croom, M.A., Levine, J., and Spencer, D.A.,Design of the ARES Mars Airplane and Mission Architecture. Journal of Spacecraft and Rockets, 43, 1026-1034(2006).
• 大山聖,米本浩一,竹内伸介,得竹浩,永井大樹, 砂田茂,大槻真嗣:火星探査飛行機の多目的設計探査,第55回宇宙科学技術連合講演会講演集,2G01 (2011).
• 永井大樹,大山聖:火星飛行機による探査ミッションの概要,第62回宇宙科学技術連合講演会講演集, 1C10 (2018).
• 近藤勝俊,青野光,野々村拓,安養寺正之,大山聖, Tianshu Liu,藤井孝蔵,山本誠:火星探査航空機に向けた低レイノルズ数におけるフクロウ翼の空力特性,宇宙航行の力学シンポジウム (2013).
• Juan M. FERNANDEZ, Advanced Deployable Shell-Based Composite Booms for Small Satellite Structural Applications Including Solar Sails, 4th International Symposium on Solar Sailing (2017).

タイトルに関連する用語 (3件)： 巻き取り収納 ,  火星飛行機 ,  主翼