文献
J-GLOBAL ID:202102248982153759   整理番号:21A0245359

低揮発油を配合した水成膜泡消火薬剤による自動車ガソリン蒸気吸収効果

Motor Gasoline Vapor Absorption by Aqueous Film Forming Foam Extinguishing Agent Mixed with Low Volatile Oil
著者 (6件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 75-82  発行年: 2020年12月25日 
JST資料番号: F0459A  ISSN: 0546-0794  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
モーターガソリンは揮発性の高い液体燃料であるため,液面から発生するガソリン蒸気は空気と混ざり合い,周囲に可燃性の混合気を形成する。このため,放火の目的でガソリンを床にこぼす場合は,床にこぼれたガソリンの火災の危険性だけでなく,すでに蒸発して拡散したガソリン蒸気の火災の危険性にも注意を払う必要がある。泡消火剤製品は,ガソリンの液面を泡で覆うことにより,ガソリンの蒸発や発火を防ぐが,気相中のガソリン蒸気には効果がない。本研究では,ガソリン蒸気を除去し,可燃性ガスを不燃性にするために,低揮発性油(ハイブリッド燃焼抑制剤)を含む水性膜泡消火剤をガソリン流出に噴霧する方法を提案した。まず,低揮発性油をガソリンと混合したときの蒸気圧変化を測定した。次に,ハイブリッド燃焼抑制剤を用いてガソリン蒸気吸収実験を行った。ハイブリッド燃焼抑制剤によるガソリンの蒸気吸収挙動をモデル化し,蒸気吸収係数を導き出した。さらに,ハイブリッド燃焼抑制剤を用いてガソリン流出に対する燃焼抑制実験を行い,提案したハイブリッド燃焼抑制剤の可燃性効果を調べた。ハイブリッド燃焼抑制剤を噴霧することにより,気相中のガソリン蒸気が吸収され,ガソリン蒸気の燃焼が抑制されることを確認した。ハイブリッド燃焼抑制剤の燃焼抑制効果は,提案した蒸気吸収モデルを用いて予測できることが分かった。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
火災 
引用文献 (22件):
もっと見る

前のページに戻る