抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的老年子宮頚癌患者の全身麻酔術後の認知機能障害(postoperativecognitivedysfunction,POCD)の発生情況を観察し、そして末梢血S100A8発現の変化と発生の関係を検討する。方法:全身麻酔下で選択期開放性子宮頚癌根治術を受けた老年患者50例を選び、年齢6080歳。術前1dと術後7dに患者とその一人の健康家族に対して2回の認知機能テストを行い、Zスコア法で患者の術後7dにPOCDが現れるかどうかを判断する。術前1dと術後7dに末梢血を採取し、qRT-PCR法を用いて末梢血単核細胞(peripheralbloodmonuclearCells、PBMCs)中のS100A8の発現量を測定した。患者のPOCDの有無により、患者をPOCD群と非POCD群に分け、t検定を用いて両群の術前術後のS100A8発現の変化とPOCD発生の関係を分析した。結果:50例の老年患者のうち12例にPOCDが出現し、発生率は24%であった。S100A8の発現レベルは,2群間で有意差を示さなかった(P>0.05)。術後7日、POCD群のS100A8発現レベルは術前及び非POCD群に比べ統計学的に有意な差があり(P<0.05)、非POCD群のS100A8発現レベルは術前に比べ統計学的有意差がなかった(P>0.05)。結論:老年子宮頚癌患者の早期POCD発生率は高く、充分な重視が必要である。術後7dの末梢血S100A8レベルは患者の早期POCDの発生と密接に関連し、そして早期POCDが出現するかどうかは一定の診断価値があるかもしれない。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】