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J-GLOBAL ID：202102249038452079   整理番号：21A2217714

動態観測による雪崩の発生状況と発生規模・発生数の関係

Features of Avalanche Release and the Relationship between Avalanche Size and Frequency Based on Avalanche Dynamic Observation

著者 (1件)： 秋山一弥 (前 土木研究所雪崩・地すべり研究センター(現 砂防フロンティア整備推進機構))
資料名： 日本雪工学会論文集(Web)  (Journal of Snow Engineering of Japan (Web))
巻： 37  号： 3  ページ： 37-49(J-STAGE)  発行年： 2021年 
JST資料番号： U1766A  ISSN： 2434-3021  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 雪崩動的観測サイトは,新潟県糸魚川市西部柵口地区に位置する権現岳の東側斜面と麓の地震計とビデオカメラを用いて雪崩イベントを観察するために設立された。2013/14,2018/19,および2019/20の3回の冬季にわたって,816の雪崩の振動を測定し,429の雪崩ビデオ画像を同時に記録した。ビデオ画像には,371(86%)の湿った雪崩が含まれ,244(57%)の雪崩は,S1と呼ばれる最も雪崩発生しやすい斜面に放出された。斜面S1から解放された244の雪崩ビデオ画像に元の5つの雪崩サイズを適用する研究では,雪崩サイズ(S)と頻度(n)は最小サイズの雪崩を除くlogn=-0.60S+3.4として記述されることが示された。さらに,係数αは,冬季ごとに異なり,回帰分析では降雪厚さまたは最大積雪深さとの相関があった。これらの特徴は,2001年から2005年までの4つの冬の同様の傾向を持った。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *雪崩 ,  現象 ,  *観測 ,  新潟県 ,  地震計 ,  ビデオカメラ ,  動画像 ,  回帰分析 ,  深さ ,  降雪 ,  厚み ,  規模 ,  発生 ,  表層 ,  糸魚川市 ,  積雪深さ ,  全層雪崩 ,  *動態観測 ,  表層雪崩
準シソーラス用語： ビデオ画像 ,  降雪厚さ ,  柵口地区 ,  雪崩現象 ,  発生規模 ,  発生状況

分類 (2件)： 雲と降水の微物理  (DC05110M) ,  雪氷工学,寒中工事  (RC03000S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 動態観測 ,  雪崩 ,  状況 ,  規模 ,  発生数