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J-GLOBAL ID:202102249662186364   整理番号:21A0018673

日本におけるカルバペネム耐性およびコリスチン感受性Enterobacter cloacae複合体の同時Harboring bla IMP-1およびmcr-9の出現【JST・京大機械翻訳】

Emergence of carbapenem-resistant and colistin-susceptible Enterobacter cloacae complex co-harboring bla IMP-1 and mcr-9 in Japan
著者 (9件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-8  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7430A  ISSN: 1471-2334  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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プラスミド媒介コリスチン耐性遺伝子によってコードされたカルバペネムーゼとMcrの両方を産生する腸内細菌科の拡大は世界的に深刻な公衆衛生問題となっている。本研究では,カルバペネムに耐性であるが,コリスチンに感受性であるEnterobacter cloacae complex co-harboring blaIMP-1およびmcr-9の3つの臨床分離株について述べた。カルバペネムに非感受性のE.cloacae複合体の32の臨床分離株を日本の14病院の患者から得た。それらの最小発育阻止濃度(MICs)をブロス微量希釈法及びE試験により測定した。それらの全ゲノムをMiSeqとMinION法により配列決定した。多遺伝子座配列タイプを決定し,全ゲノム配列決定データの一塩基多型(SNP)アラインメントにより構築した系統樹を構築した。すべての32の分離株は,イミペネムおよび/またはメロペネムに対して≧2μg/mlのMICを示した。全ゲノム分析は,これら全ての分離株がmcr-9を持つ3つと共にblaIMP-1を保有していることを明らかにした。これらの3つの分離株はコリスチンに対して0.125μg/mlの低いMICを示した。これらの分離株のうちの2つにおいて,blaIMP-1とmcr-9は,それぞれ62kbと280/290kbのサイズの2つの別々のプラスミド上に存在した。これら2つの分離株は,mcr-9の発現を調節すると考えられる2成分系をコードするqseBC遺伝子を持たない。しかし,第3の分離株では,blaIMP-1とmcr-9の両方が染色体上に存在した。mcr-9は,カルバペネム耐性E.cloacae複合体分離株の間で無症状に分布しており,そのうちの病院において出現している。著者らの知る限り,これは,日本でblaIMP-1とmcr-9の両方を有するE.cloacae複合体の分離株の最初の報告である。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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病原体に作用する抗生物質の基礎研究  ,  病原体に作用する抗生物質の臨床への応用  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  微生物検査  ,  感染症・寄生虫症の治療 
引用文献 (33件):
  • Clin Microbiol Infect; The difficult-to-control spread of carbapenemase producers among Enterobacteriaceae worldwide; P Nordmann, L Poirel; 20; 9; 2014; 821-830; 10.1111/1469-0691.12719; citation_id=CR1
  • Lancet Infect Dis; Metallo-beta-lactamases: a last frontier for beta-lactams?; G Cornaglia, H Giamarellou, GM Rossolini; 11; 5; 2011; 381-393; 10.1016/S1473-3099(11)70056-1; citation_id=CR2
  • Int J Antimicrob Agents; Resistance to polymyxins in gram-negative organisms; K Jeannot, A Bolard, P Plesiat; 49; 5; 2017; 526-535; 10.1016/j.ijantimicag.2016.11.029; citation_id=CR3
  • Clin Infect Dis; Colistin: the revival of polymyxins for the management of multidrug-resistant gram-negative bacterial infections; ME Falagas, SK Kasiakou; 40; 9; 2005; 1333-1341; 10.1086/429323; citation_id=CR4
  • Front Microbiol; Mechanisms of polymyxin resistance: acquired and intrinsic resistance in bacteria; AO Olaitan, S Morand, JM Rolain; 5; 2014; 643; 10.3389/fmicb.2014.00643; citation_id=CR5
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