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J-GLOBAL ID:202102250032651853   整理番号:21A0096824

原因不明の再発性自然流産患者におけるCD4+CD25高CD127低/調節性T細胞の減少頻度および機能欠損【JST・京大機械翻訳】

Reduced frequency and functional defects of CD4 + CD25 high CD127 low/- regulatory T cells in patients with unexplained recurrent spontaneous abortion
著者 (12件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 1-10  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7542A  ISSN: 1477-7827  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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未説明の再発性自然流産(URSA)は,一般的に原因不明の2つ以上の連続した妊娠損失として定義される。それは胎児-母体免疫寛容の失敗に関連する。調節性T細胞(Tregs)は免疫抑制作用を発揮し,胎児-母性免疫寛容を維持し,免疫バランスを調節するために必須である。本研究では,URSAにおける役割の理解を拡大する目的でURSA患者の末梢血から分離したTregの数と抑制機能を調べるために,CD4+CD25highCD127low/-Tregsの特異的細胞表面表現型を用いた。蛍光活性化細胞ソーティングを介してURSA患者と正常稔性非妊娠対照女性患者由来の末梢CD4+CD25highCD127low/-TregsとCD4+CD25-レスポンダーT細胞(Tresps)の比較的純粋な集団を分離した。URSA患者と健常対照者の末梢血におけるTregsの頻度,抑制能,フォークヘッドボックス転写因子P3(FOXP3)発現を比較した。末梢血におけるCD4+CD25highCD127low/-Tregsの頻度は,対照よりURSA患者で低かった(P<0.05)。TregにおけるFOXP3とFOXP3 mRNA発現の平均蛍光強度もURSA患者で有意に低かった(P<0.01)。Tregは,抗CD3/CD28ビーズで刺激した自己Trespの活性を濃度依存的に抑制し,両群で1:1Treg:Tresp比の共培養で最も強い抑制を生じた。しかし,患者由来Tregは,正常対照(P<0.01)からTregsより自己Trespの増殖を抑制する能力が低かった。さらに,URSA患者から分離したTregsは,正常対照(P<0.01)からのTregsより強力に正常対照からのTrespsの増殖を阻害し,URSA患者からのTrespsは,正常対照(P<0.01)からのそれらより自己Tregsによって効果的に抑制されなかった。処理活性は両群で無傷であった。URSA患者の末梢血において低いFOXP3発現を伴う末梢CD4+CD25highCD127low/-Tregsのより低い頻度を観察した。加えて,URSA患者からの高度に精製したTregは,抑制された抑制効果を示した。URSA患者における免疫調節の欠損は,主にT_regsの障害に関連し,抑制に対するTrespの耐性の増加ではないようである。本知見はURSAの潜在的新規治療標的を明らかにする。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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免疫反応一般  ,  白血球,リンパ球 
引用文献 (51件):
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