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J-GLOBAL ID:202102250156365385   整理番号:21A0197278

神経突起成長阻害を中和するためのヒトラクトフェリンのコンドロイチン硫酸結合特性の利用【JST・京大機械翻訳】

Harnessing the chondroitin sulfate-binding characteristics of human lactoferrin to neutralize neurite outgrowth inhibition
著者 (5件):
資料名:
巻: 534  ページ: 1076-1082  発行年: 2021年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒトラクトフェリン(hLF)は様々な生物学的機能に関与するグリコサミノグリカン(GAG)結合蛋白質である。それは,N-およびC-ローブと呼ばれる2つの球状機能ドメインから成る。ヘパリン(HP)とヘパラン硫酸(HS)はhLFのNローブドメインに結合する。神経保護効果および癌増殖阻害のようなhLFのいくつかの生物学的機能は,HSへの結合により調節されるが,他のGAGサブタイプとhLFの結合特性,および生物活性に及ぼすそれらの影響はまだ十分に理解されていない。ここでは,hLFが様々な神経変性疾患に関与するGAGサブタイプであるコンドロイチン硫酸(CS)-Eに結合することを報告する。hLFの二次構造の変化の指標であるhLFのαヘリックス含量は,CS-C,CS-DまたはCS-Eの存在下で増加したが,HP,HS,CS-AまたはCS-Bの存在下では増加しなかった。この構造変化は,hLFのN末端半領域であるNローブでも観測された。さらに,Nローブの熱安定性は,CS-Eの存在下で用量依存的改善を示したが,HPの存在下では示さなかった。これは,CS-EへのhLF/N-ローブの結合様式が,培養後根神経節ニューロンにおいて,脊髄損傷に対する神経変性応答である神経突起伸長およびニューロン成長円錐崩壊のCS-E誘導阻害を中和する,HP.hLFのそれと異なるかもしれないことを示す。。また,それはまた,培養後根神経節ニューロンにおいて,脊髄損傷に対する神経変性反応である,という事を示していた。また,これは,CS-EへのhLF/N-ローブの結合様式が,神経突起伸長および神経成長円錐崩壊のCS-E誘導阻害を中和する,という事を示していた。このように,hLFは,脊髄損傷のようなCS-E誘導神経変性疾患の治療に対する有望な薬剤候補である。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞構成体の機能  ,  神経系一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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