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J-GLOBAL ID:202102250170011588   整理番号:21A2917655

大動脈心臓弁リーフレットにおけるグリコサミノグリカンの生体力学的役割について【JST・京大機械翻訳】

On the biomechanical role of glycosaminoglycans in the aortic heart valve leaflet
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 4653-4660  発行年: 2013年 
JST資料番号: W3136A  ISSN: 1742-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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心臓弁弁膜生体力学におけるコラーゲンおよびエラスチン線維成分の役割は広く研究されているが,グリコサミノグリカン(GAG)ゼラチン様材料相の生体力学的役割は不明である。本研究では,酵素除去を利用する張力下のブタ大動脈弁(AV)小葉におけるGAGの生体力学的役割を調べた。組織標本をブタAVのベリー領域から除去し,その後GAG除去または対照(酵素のない緩衝液)溶液のいずれかの酵素溶液で処理した。二重応力レベル試験法を用いて,低および高(生理学的)応力レベルの影響を決定した。さらに,平面2軸試験を,軸上(すなわち,円周と半径方向の軸に配列)と45°の軸外で実施し,最大せん断を誘起し,繊維-繊維相互作用に及ぼす強化繊維回転の影響を調べた。ヒステリシスの変化をGAG機能評価の一次計量として用いた。低力実験装置のシミュレーションも行い,内部応力システムを明らかにし,この荷重範囲に対する粘弾性モデルパラメータを提供した。その結果,平面引張の下では,GAGの除去は,ピーク伸長,ヒステリシスおよびクリープを含む,伸長機械的特性(または45°軸外)に測定可能な影響を持たないことを示した。興味深いことに,低力範囲では,GAG除去の結果として,ヒステリシスは対照群の35.96±2.65%から25.00±1.64%(p<0.001)へと顕著に低下した。まとめると,これらの結果はGAGが弁組織の時間依存引張特性の調節において直接的な役割を果たさないことを示唆する。むしろ,それらは低力レベルで繊維-繊維および繊維-マトリックス相互作用と強く連結しているようである。したがって,GAGは,小葉が高引張応力の下でない場合,小葉フラッタを低減するための減衰機構を提供するのに重要であると推測する。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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循環系の基礎医学  ,  生体代行装置 

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