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J-GLOBAL ID:202102250713554124   整理番号:21A2090272

ヒト膀胱癌細胞のノビレチン誘発アポトーシスにおけるミトコンドリア機能障害,小胞体ストレスおよびPI3K/AKT/mTOR経路の関与【JST・京大機械翻訳】

Involvement of Mitochondrial Dysfunction, Endoplasmic Reticulum Stress, and the PI3K/AKT/mTOR Pathway in Nobiletin-Induced Apoptosis of Human Bladder Cancer Cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 24  号: 16  ページ: 2881  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ノビレチン(NOB)は,抗腫瘍,抗血栓性,抗真菌性,抗炎症性及び抗動脈硬化活性を有することが示されている柑橘類果皮から分離したポリメトキシル化フラボノイドである。本研究の主目的は,ヒト膀胱癌細胞においてアポトーシスを誘発するためにNOBを使用することの可能性を調査して,根底にある機構を研究することであった。MTTアッセイ,アガロースゲル電気泳動,創傷治癒アッセイ,フローサイトメトリーおよびウェスタンブロット分析を用いて,本研究はBFTCヒト膀胱癌細胞におけるNOB誘導アポトーシスに関与するシグナル伝達経路を調べた。結果は,60,80および100Mの濃度のNOBが,それぞれ42%,62%および80%の細胞増殖を阻害することを示した。60M NOBで処理した細胞はDNA断片化の増加を示し,フローサイトメトリー分析は治療が後期アポトーシス細胞死を引き起こすことを確認した。ウェスタンブロット分析は,ミトコンドリア機能不全がNOB処理BFTC細胞で生じ,サイトゾルへのチトクロームC放出,プロアポトーシス蛋白質(カスパーゼ-3,カスパーゼ-9,BadおよびBax)の活性化および抗アポトーシス蛋白質(Mcl-1,Bcl-xlおよびBcl-2)の阻害を生じることを示した。NOB誘導アポトーシスは,PERK/elF2/ATF4/CHOP経路を介し小胞体ストレスを調節し,PI3K/AKT/mTOR経路をダウンレギュレートすることにより仲介した。これら結果は,膀胱癌細胞に対するNOBの細胞毒性とアポトーシス効果が小胞体ストレスとミトコンドリア機能不全と関係することを示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
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引用文献 (55件):
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