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J-GLOBAL ID:202102250782370381   整理番号:21A0468416

台風前後に観測したUAVによる都市公園内の樹木の被災状況調査

Assessment of Post-Typhoon Vegetation Damage in a City Park by a UAV equipped with LiDAR and Multi-spectral Camera
著者 (6件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 2-12  発行年: 2021年01月20日 
JST資料番号: X0714A  ISSN: 0289-7911  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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台風ファクサイ(令和元年房総半島台風)は,2019年9月9日に関東地方に上陸した。台風は記録的な暴風雨をもたらし,最大瞬間風速は千葉県の10の気象観測所で記録した。このような場合,地方自治体は台風による被害の調査を行う。無人航空機(UAV)は,飛行条件が適切な場合,そのような被害を調査するのに有効な手段である。本報では,光検出と測距(LiDAR)とマルチスペクトルカメラを備えたUAVにより取得した台風ファクサイの前後で,千葉市中央公園における被害植生の検出方法を評価した。調査地域のひどく被災した植生は,LiDARデータによって生成されたデジタル表層モデルから,国土地理院によって公開された数値標高モデルを差し引いた空間モデルからサンプリングした。マルチスペクトル特性に由来する植生への被害のレベルを評価するために,2つの観測に基づく時空間差比(SDR)の利用を提案した。これらの特性はUAVによって得られた5つのバンド反射率値に基づいており,LiDARデータから関心領域で分析した。結果は,SDRが0~1.0の範囲の植生の被害レベルの定量的評価に利用できることを示した。この方法は,自然災害が発生したときの都市公園における植生に対する被害レベルを検出し,評価するために利用できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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自然災害 
引用文献 (30件):
  • 1) 国土交通省:都市公園の樹木の点検・診断に関する指針(案),国土交通省都市局公園緑地・景観課,pp. 1-14,2017.
  • 2) 千葉県:令和元年台風15号等への対応に関する検証(中間報告),千葉県総務部行政改革推進課,pp. 1-19,2019.
  • 3) 飯塚康雄,松江正彦,長濱庸介:沖縄における都市緑化樹木の台風被害対策の手引き,国総研資料 第621号,2011.
  • 4) Duan, F., Wan, Y., and Deng, L. : A Novel Approach for Coarse-to-Fine Windthrown Tree Extraction Based on Unmanned Aerial Vehicle Images. Remote Sensing, 9 (4): 1-13, 2017.
  • 5) 濱 侃,田中 圭,望月 篤,新井弘幸,平田俊之,八幡竜也,鶴岡康夫,近藤昭彦:UAV リモートセンシングおよび日射量を用いた水稲の草丈と収量の推定,水文・水資源学会誌,Vol. 31,No. 2 ,pp. 68-82,2018.
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