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J-GLOBAL ID:202102250966560210   整理番号:21A0216222

トマト転写抑制因子MYB70はエチレン依存性果実成熟を直接調節する【JST・京大機械翻訳】

Tomato transcriptional repressor MYB70 directly regulates ethylene-dependent fruit ripening
著者 (20件):
資料名:
巻: 104  号:ページ: 1568-1581  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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エチレンは,クリマクテリック果実の成熟を制御する重要な植物ホルモンであり,果実成熟の重要な調節因子として作用するいくつかの転写因子が,クリマクテリック果実のモデルであるトマト(Solanum lycopersicum)で同定されている。これらの転写因子の大部分は転写活性化因子であり,ほとんどの調節因子の関連する転写調節機構は不明である。ここでは,エチレン生合成を直接調節することにより果実成熟を負に調節するトマト転写レプレッサー(SlMYB70)を報告する。EARモチーフ含有MYB転写因子コード遺伝子として,SlMYB70は成熟関連発現パターンを示し,エチレンに応答した。SlMYB70のRNA干渉(RNAi)仲介抑制は果実成熟を促進したが,SlMYB70の過剰発現は果実成熟を遅らせた。エチレン産生は,野生型トマトと比較して,それぞれ,SlMYB70-RNAiおよびSlMYB70過剰発現系統において顕著に増加し,減少した。SlMYB70は,EAR抑制モチーフに依存する転写レプレッサーであり,果実成熟,すなわちSlACS2およびSlACO3における2つのエチレン生合成遺伝子の転写を抑制することが証明された。SlACS2とSlACO3のプロモーターは,SlMYB70により直接結合し,酵母1ハイブリッドクロマチン免疫沈降定量的ポリメラーゼ連鎖反応と電気泳動移動度シフトアッセイの組み合わせを用いて検証された。これら結果は,SlMYB70がエチレン生合成遺伝子の直接転写抑制を介し果実成熟を負に調節し,これは,クリマクテリック果実成熟におけるエチレンが仲介する重要な調節階層への洞察を提供し,また,果実成熟の異なる種類の転写調節を明らかにする。Copyright 2021 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  植物生理学一般 
物質索引 (1件):
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