文献

J-GLOBAL ID：202102250993150120   整理番号：21A0027798

アイソスピン効果:プローブとしての核フラグメンテーション【JST・京大機械翻訳】

Isospin Effects: Nuclear Fragmentation as a Probe

著者 (4件)： Bansal Preeti (Department of Physics, Panjab University, Chandigarh, India) ,  Bansal Preeti (Department of Physics, Chandigarh University, Mohali, Punjab, India) ,  Gautam Sakshi (Department of Physics, Panjab University, Chandigarh, India) ,  Puri Rajeev K. (Department of Physics, Panjab University, Chandigarh, India)
資料名： Springer Proceedings in Physics  (Springer Proceedings in Physics)
巻： 257  ページ： 51-64  発行年： 2020年 
JST資料番号： W5066A  ISSN： 0930-8989  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 放射性イオンビーム施設の進歩により,核物理学コミュニティの関心は,重イオン衝突の反応動力学における状態方程式の等ピン依存性の役割の調査に向けてシフトしている。ここでは,核マルチフラグメンテーションによるアイソスピン効果を調べる。アイソスピン依存量子分子動力学(IQMD)モデルを用いて,同位体と等圧対の反応の研究を行った。ここでは,マルチフラグメンテーションで生成した種々のフラグメントに対する[数式:原文を参照](フラグメントの最大生産に対応するエネルギー)を研究した。ピークエネルギーは,NN断面積のアイソスピン依存性と比較して,対称性ポテンシャルにより支配されることが観察された。さらに,最終フラグメンテーションパターンを遊離粒子(A=1)およびフラグメント(A>1)に分割して,それらをガスおよび液体としてそれぞれ標識することにより,研究を続けた。異なる反応に対するガス/液体含有量のエネルギー依存性を研究した。著者らの調査は,nn断面積のアイソスピン依存性よりむしろ対称性エネルギーによって大きく影響される交差エネルギー(ガスと液体含有量の等しい寄与に対応するエネルギー)の存在を明らかにした。さらに,著者らの研究は,交差エネルギーが核対称性エネルギーの密度依存性に敏感であり,従って,超飽和密度で同じ良いプローブとして使用できることを明らかにした。Copyright Springer Nature Singapore Pte Ltd. 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 過飽和 ,  状態方程式 ,  対称性 ,  断面積 ,  同位体 ,  プローブ ,  核物理学 ,  *フラグメンテーション ,  エネルギー依存性 ,  重イオン衝突 ,  *アイソスピン ,  密度依存性 ,  反応速度論
準シソーラス用語： 量子動力学 ,  放射性イオンビーム , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： その他の粒子による反応・散乱  (BG04080F)

タイトルに関連する用語 (3件)： アイソスピン ,  プローブ ,  核フラグメンテーション