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J-GLOBAL ID:202102251077520098   整理番号:21A3200311

環境に優しい熱分解と湿式冶金浸出による使用済みLiCoO_2リチウムイオン電池の回収【JST・京大機械翻訳】

Recovery of spent LiCoO2 lithium-ion battery via environmentally friendly pyrolysis and hydrometallurgical leaching
著者 (8件):
資料名:
巻: 176  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0817C  ISSN: 0921-3449  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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LiCoO_2(LCO)リチウムイオン電池(LIB)は,高いリサイクル価値を持つ貴重な金属(コバルトとリチウム)が豊富である。既存のプロセスはコバルトの抽出を基本的に実現したが,フッ素含有電解質,バインダおよび他の有機物の無害処理,リチウムの選択的抽出およびコバルトの低コスト抽出にはまだ欠点がある。この状況において,環境に優しい熱分解と湿式冶金浸出による使用済みLiCoO_2電池の全成分回収を実現する新しいプロセスを開発した。有機物は熱分解油とガスの形で回収され,そこでは有害なフッ素元素がCa(OH)_2溶液によって吸収された。結合剤の分解により,電極材料の容易な分離後,集電器(銅とアルミニウム)を回収した。熱分解の間,カソード材料は熱分解ガスとアノードグラファイトの相乗効果の下で破壊され,還元された。リチウムとコバルトの選択的回収を,炭酸化水浸出と還元剤フリー酸浸出によって達成した。リチウムとコバルトの浸出効率は最適条件下でそれぞれ87.9%と99.1%であった。炭酸リチウムと硫酸コバルトをそれぞれ蒸発結晶化により得た。残留物は不純物同伴のないグラファイトだけであった。この研究の結果は,熱分解と湿式冶金浸出からなるプロセスが,使用済みLiCoO_2電池の全成分リサイクルのために,安価で,効率的で,環境に優しいことを示唆する。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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資源回収利用  ,  二次電池 

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