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J-GLOBAL ID：202102251108652921   整理番号：21A0840326

日本の5都市を対象とした内水氾濫リスクと都市規模の関係評価

Evaluation of the Relationship Between Urban Scale and the Rainfall Inundation Risk in Five Cities of Japan

著者 (2件)： 中口幸太 (三菱電機株式会社 神戸製作所社会システム第一部) ,  小森大輔 (東北大学大学院工学研究科)
資料名： 地域安全学会論文集(CD-ROM)  (地域安全学会研究発表会論文(CD-ROM))
巻： 37  ページ： 49-55(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： L8359B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 都市規模と内水氾濫のリスクまたは内水氾濫の発生に対する要因の影響との関係を定量的に評価した。本研究の結果は以下のとおりで,(1)降雨浸水リスクは,都市規模が大きくなると増加し,都市規模がさらに大きくなると減少した。(2)都市規模と内水氾濫の発生に対する気象要因の影響との間に有意な関係はなかった。(3)都市規模と内水氾濫の発生に対する地形的要因の影響との間には負の相関関係があった。(4)内水氾濫の発生に対する都市要因の影響は,小規模および大規模都市では軽微であり,中規模都市では有意であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 洪水 ,  *出水 ,  *浸水 ,  *都市 ,  降雨 ,  気象要素 ,  トポグラフィー【形態】 ,  性質 ,  降水強度
準シソーラス用語： 気象要因 ,  降雨強度 ,  脆弱性 ,  *内水氾濫 ,  氾濫

著者キーワード (10件)： 洪水面積マップ ,  降雨強度 ,  トポグラフィー ,  洪水氾濫モデル ,  脆弱性 ,  洪水面積マップ ,  降雨強度 ,  トポグラフィー ,  洪水氾濫モデル ,  脆弱性

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  災害・防災一般  (RA02010Q)

引用文献 (22件)：

• 1) 国土交通省:水害統計調査,2006-2013.
• 2) IPCC-Intergovernmental Panel on Climate Change, Cli-mate Change, the Fifth Assessment Report (AR5) WG2-Climate Change 2014: Impacts, Adaptation, and Vulner-ability, 2014.
• 3) 国土交通省:気候変動を踏まえた都市浸水対策に関する検討会第1回資料3, https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/content/001320996.pdf(参照:2020/08/20).
• 4) 国土交通省九州地方整備局:令和元年8月豪雨への対応,http://www.qsr.mlit.go.jp/bousai_joho/saigaijouhou190828.html (参照:2020/04/29).
• 5) 飯田進史,島田立季,渡辺毅,神岡誠司,谷岡康:降雨分布を用いた中小河川及び内水危険箇所の即時評定方法の検討,河川技術論文集,Vol.11,199-202,2005.

タイトルに関連する用語 (5件)： 日本 ,  都市 ,  内水氾濫 ,  リスク ,  評価