文献
J-GLOBAL ID:202102251139548272   整理番号:21A0147047

日本産りんご輸出先の多様な展開-その展望と含意-

Prospects for diverse development of Japanese apple export destinations-Its outlook and implications-
著者 (1件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 24-34  発行年: 2020年12月31日 
JST資料番号: L6467A  ISSN: 0918-9432  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿の目的は,日本の農林水産物・食品輸出の代表的品目であるりんごの輸出の展望と含意について検討することである。そこで第1に,その代表的な産地である青森県が輸出に注力すべきとしている東アジア・東南アジアに対する輸出拡大の可能性を検討した。その結果,一部の国と地域に拡大の可能性を確認することができた。一方,りんごのプロダクトライフサイクルが衰退期にある国や,文化的に日本産りんごの消費拡大が困難な国が確認された。第2に,これらの輸出先では,少量で突出して高価格な日本産りんごと,大量で低価格な中国産りんごが棲み分けていた。日本においても,低価格なニュージーランド産りんごの輸入が漸増してきており,高価格な日本産りんごとの棲み分けの構造の端緒が開かれようとしている。第3に,こうした構造は,日本産りんご輸出に対して一層の動機付けとなる一方,日本のりんご市場の収縮へと帰結しかねない。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果実とその加工品  ,  市場調査,広告 
引用文献 (21件):
  • 佐藤敦信 (2009): 台湾市場への日本産果実の輸出拡大とその課題-輸出入検疫との関連で-, 農業市場研究, 18(1), pp.57-62.
  • 田中重貴 (2006): 日本産りんご輸出における産地流通主体の役割, 農経論叢, 62, pp.141-150.
  • 徳田博美 (1997): 果樹需要供給構造の変化と産地戦略の再編, 農林統計協会.
  • 豊田隆 (1987): 果樹市場とりんご産地商人, 弘大農報, No.48, pp.28-75.
  • 深澤守 (2007): 総合販売戦略への行政的支援と地域農業政策, フードシステム研究, 14(2), pp.61-69.
もっと見る

前のページに戻る