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J-GLOBAL ID：202102251712597080   整理番号：21A0359174

紅藻アマノリ類2種における遊離アミノ酸量と培養塩濃度条件との関係

Relationship between the amount of free amino acids and the salinity conditions in cultivation of two Neopyropia species (Rhodophyta)

著者 (5件)： 瀬戸彩映里 (お茶の水女大 大学院人間文化創成科学研究科) ,  秋田晋吾 (お茶の水女大) ,  横山雄彦 (北里大 海洋生命科学) ,  菊地則雄 (千葉県中央博物館分館海の博物館) ,  嶌田智 (お茶の水女大)
資料名： Algal Resources  (Algal Resources)
巻： 13  号： 2  ページ： 103-106  発行年： 2020年12月 
JST資料番号： F1952A  ISSN： 1883-3284  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 紅藻類2種,アサクサノリ Neopyropia tenera (Kjellman) L.-E. Yang & J. Brodieとスサビノリ Neopyropia yezoensis (Ueda) L.-E. Yang & J. Brodieについて,遊離アミノ酸量と培養塩濃度条件(10‰または30‰)の関係を調べた。30‰の海水中では,アサクサノリの遊離アミノ酸の総量とアラニン濃度は,スサビノリよりも有意に高かった。アラニンは,アマノリ属の中で旨味や甘味を示す最も主要な遊離アミノ酸として知られている。この結果は,アサクサノリがスサビノリよりも甘味がある理由の一つかもしれない。また,各々の種において,30‰の海水中の遊離アミノ酸の総量とアラニン濃度は,10‰の海水中のものよりも有意に高いことが示された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *アサクサノリ ,  *アマノリ属 ,  食品成分 ,  遊離アミノ酸 ,  *呈味物質 ,  培養条件 ,  *塩分 ,  養殖 ,  甘味 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *Neopyropia tenera ,  *Neopyropia yezoensis ,  *スサビノリ

分類 (4件)： 海藻類  (FH02040G) ,  増養殖の技術  (FH04020Y) ,  海藻類  (FJ13030N) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (1件)： アラニン

タイトルに関連する用語 (5件)： 紅藻 ,  アマノリ ,  遊離アミノ酸 ,  培養 ,  塩濃度