抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Malassezia spp.はげっ歯類とラゴモルフではほとんど報告されていない。2011年に,Malassezia cuniculiを2匹のウサギで記述した。更なる顕微鏡観察は,ウサギ耳管からの試料の50%以上においてM.cuniculi様酵母を示したが,分離はなかった。本研究では,Malassezia spp.の存在について詳述し,健康なウサギの耳管からそれを類型化することを試みた。農村農場からの78の半飼育ウサギと北イタリアの98の随伴性矮性ウサギを考察した。耳スワブを選別する最初の試みを,Sabouraudグルコース寒天(SGA),改良Dixon寒天(mDA)およびLeemingおよびNotman寒天(LNA)の顕微鏡および培養検査により実施した。さらに,M.cuniculi様細胞の8つの顕微鏡的に陽性のウサギからの耳スワブを,LNA培地の単離と,その変異体の9つと,DNA抽出,PCRと配列決定の両方に使用した。スクリーニングした168匹のウサギのスワブの顕微鏡観察は,98匹のウサギ(58.3%)の外耳道の1つまたは両方における酵母の存在を強調した。肉生産に用いたウサギは,ペットウサギより陽性に診断され(P=0.001),若いものは3か月より高齢のウサギより陽性だった(P=0.027)。培養では酵母増殖は観察されなかった。8つの選択されたウサギから,Malassezia単離はLNAと修飾培地の両方で失敗した。スワブからのPCRにより得られた18s rDNAのΔΨ300bp断片の配列は,ヒト耳管から記述されたMalassezia phyltype 131と99.9%の同一性を示した。Malassezia様酵母は調べた集団の半数以上で観察されたので,耳肉のコロニー形成はウサギの生理学的と考えられる。結果は,ウサギの皮膚マイコバイオタの成分としてMalasseziaに関して発見すべきか,そして,培養検査のみの使用が,ウサギにおけるMalassezia様酵母を検出する最良の選択ではないかを概説する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】