抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】涙膜機能に及ぼす翼状片切除と羊膜移植の影響を研究する。方法;当病院の2013-10/2015-10の入院部で治療を受けた翼状片麻痺患者82例122眼を選び、乱数表法により、すべての患者を観察群39例61眼と対照群43例61眼に分け、対照群は単純翼状片切除術を行った。観察群には翼状片切除と羊膜移植術を施行した。術前、術後1、3カ月の両群の涙膜破裂時間(break-uptime、BUT)とSchirmerI試験(SIt)を比較し、術後2カ月の両群の眼球表面温度とドライアイ症状スコアを比較した。結果;術前の対照群と観察群のBUTとSItに有意差はなかった(P>0.05)。術後1カ月、観察群のBUTは5.79±1.53sで、対照群(4.28±0.98s)より明らかに高く(t=2.478、P=0.012)、観察群のSItは4.39±1.69mm/5minであった。対照群(3.51±0.89mm/5分)と比較して,統計的有意差は認められなかった(t=1.529,P=0.079)。術後3カ月、観察群のBUTは7.49±1.79sで、対照群(6.71±1.89s)より明らかに高く(t=2.271、P=0.026)、観察群のSItは9.58±1.30mm/5minであった。対照群(8.91±1.49mm/5分)と比較して,有意差はなかった(t=1.857,P=0.068)。術後2カ月、観察群の眼球表面温度は34.29°C±0.67°Cで、対照群は34.18°C±1.58°Cで、統計学的有意差がなかった(t=1.033、P=0.278)。術後2カ月、観察群のドライアイ症状スコアは3.87±0.14点であり、対照群(5.34±0.78点)より明らかに低く、統計学的有意差があった(t=14.463,P<0.01)。結論:翼状片切除と羊膜移植術の併用はドライアイ症を効果的に改善でき、涙膜機能の安定性に有利である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】