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J-GLOBAL ID:202102251959136478   整理番号:21A0775362

毒性Cr(VI)の効率的除去のための新規酸化ニッケル修飾亜鉛ヘキサシアノコバルト酸塩触媒のグリーン合成,速度論および光活性【JST・京大機械翻訳】

Green synthesis, kinetics and photoactivity of novel nickel oxide-decorated zinc hexacyanocobaltate catalyst for efficient removal of toxic Cr(VI)
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: Null  発行年: 2021年 
JST資料番号: W2960A  ISSN: 2213-3437  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クロム(VI)は主要な水汚染物質であり,高い持続性を有する発癌物質を疑う。したがって,その除去には,低コストで非常に優れたナノ材料に基づく進歩と迅速なプロセスが必要である。ここでは,酸化ニッケル修飾亜鉛ヘキサシアノコバルト酸塩骨格(NiO@ZnHCC)をグリーン法で合成し,続いて合成廃水からCr(VI)を除去する光触媒として評価した。5時間の太陽光曝露の下で,種々のpH(4~9)でCr(VI)(50~250mgL-1)と触媒量(5~25mg)の可変量から成る模擬水で種々のパラメータを最適化した。NiOを包んだZnHCC立方体からなる高結晶性ナノ複合材料(粒径範囲:50~100nm)を,分光分析および顕微鏡分析により確認した。最適触媒用量(15mg)と中性pHにおいて,Cr(VI)のCr(III)への50mg/Lの鋭い低下は,オレンジから緑色への色変化によって視覚的に確認された。NiO@ZnHCCナノ複合材料(Langmuir X_m=39mg g-1)によるCr(VI)の最高除去(92%)は一次速度式に従い,個体(NiO:79%およびZnHCC:86%)と比較してそのより大きな効率を示した。これは,改善された表面積(78.9m2g-1),低いバンドエネルギー(2.1eV),および半導体的性質が,NiO(32.4m2g-1;3.6eV)とZnHCC(38.9m2g-1;2.3eV)の相乗作用から生じる。さらに,NiO@ZnHCCは,Cr(VI)の半減期を,ZnHCC(2.3h)およびNiO(3h)よりも1.1hまで減少させた。光触媒還元をラジカルスカベンジャー分析を使用して調べた。電荷分離機構は光ルミネセンスとUV反射率研究によって支持された。全体として,より大きな表面活性,安定性,最大10サイクルまでの再利用性,および電荷分離(e-+h+対)により,巨大なフリーラジカルが促進され,NiO@ZnHCCが,明るい未来を有する工業的応用のための有望な光触媒として考えられる。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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光化学反応 

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