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J-GLOBAL ID：202102252079398502   整理番号：21A0176324

ゆらぎ吸着理論:吸着等温線からの吸着質-吸着質相互作用と界面相転移の定量化【JST・京大機械翻訳】

Fluctuation adsorption theory: quantifying adsorbate-adsorbate interaction and interfacial phase transition from an isotherm

著者 (2件)： Shimizu Seishi (York Structural Biology Laboratory, Department of Chemistry, University of York, Heslington, York YO10 5DD, UK. [e-mail]) ,  Matubayasi Nobuyuki
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 22  号： 48  ページ： 28304-28316  発行年： 2020年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 吸着質-吸着質相互作用が吸着等温線の機能的形状を決定する方法は重要で挑戦的な問題である。この疑問に答えるために,吸着等温式に対する多くのモデルが提案されている。しかし,モデル仮定の正当性を証明するには,それ自身の等温線の成功したフィッティングは不十分である。代わりに,統計的熱力学の原理から始めて,吸着質-吸着質相互作用が等温線からどのように定量化できるかを提案した。これは,界面,すなわち,Kirkwood-BuffとMcMillan-Mayer理論,ならびに熱力学的相安定性条件との関係で,溶液統計熱力学の鍵となるツールを拡張することにより可能になった。毛管凝縮と界面相転移が存在しないとき,吸着物-吸着質相互作用はKirkwood-Buff積分を用いて等温線から定量化でき,ビリアル係数は吸着物間の多体相互作用を生じる。このような量は良く知られた等温モデル(例えばLangmuir,BET)のフィッティングパラメータから直接得られる。キャピラリー凝縮と界面相転移に関与する吸着クラスタのサイズも等温線から評価でき,これは文献から変化する細孔径の活性炭上の水の吸着等温線に対して実証された。IUPACによる等温線分類のシグネチャを,吸着質間の多体相互作用に関して特性化した。Copyright 2021 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *界面 ,  *吸着 ,  凝縮 ,  *相互作用 ,  *相転移 ,  統計力学 ,  熱力学 ,  ビリアル係数 ,  *ゆらぎ ,  活性炭 ,  クラスタ ,  毛管凝縮 ,  *吸着等温式
準シソーラス用語： *吸着質 ,  多体相互作用 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

タイトルに関連する用語 (9件)： ゆらぎ ,  吸着 ,  理論 ,  吸着等温線 ,  吸着質 ,  相互作用 ,  界面 ,  相転移 ,  定量化