文献

J-GLOBAL ID：202102252208519699   整理番号：21A0537455

感情関連脳回路における接続性制御のための対電気パルス列【JST・京大機械翻訳】

Paired Electrical Pulse Trains for Controlling Connectivity in Emotion-Related Brain Circuitry

著者 (3件)： Lo Meng-Chen (Massachusetts General Hospital and Harvard Medical School, Boston, MA, USA) ,  Younk Rebecca (Translational NeuroEngineering Laboratory, University of Minnesota, Minneapolis, MN, USA) ,  Widge Alik S. (Massachusetts General Hospital and Harvard Medical School, Boston, MA, USA)
資料名： IEEE Transactions on Neural Systems and Rehabilitation Engineering  (IEEE Transactions on Neural Systems and Rehabilitation Engineering)
巻： 28  号： 12  ページ： 2721-2730  発行年： 2020年 
JST資料番号： W0560A  ISSN： 1534-4320  CODEN： ITNSB3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 精神疾患に対する神経刺激療法はしばしば臨床的有効性が限られている。限られた有効性は,治療と疾患機構の間のミスマッチから生じる可能性がある。精神障害は,分散脳回路におけるコミュニケーション破壊から生じると考えられ,従って,脳領域間の連結性の変化は,正常な脳コミュニケーションを回復するための有効な方法である可能性がある。同期神経振動(コヒーレンス)とシナプス強度は,脳連結性の2つの一般的尺度である。本研究では,狭い周波数帯域(θ,5×8Hz)コヒーレンスとシナプス強度を変えるための電気刺激法を開発した。著者らは,恐怖調節に広く関係する,下肢皮質(IL)と基底外側扁桃(BLA)の間の回路でこの方法を試験した。6Hzのパルス列を,種々のインタートレインラグでILとBLAに供給した。これらの対列は,IL-BLA回路において,長い持続性シナプス強度変化および短いコヒーレンス増強を誘導した。この増強は「トップダウン」(IL-to-BLA)方向に対して特異的であり,ILとBLAパルス列が180°(83ms)の相対的遅れを持つときのみ起こった。IL-BLA接続は恐怖調節と高度に関連することが知られているので,この方法は脳連結性と恐怖行動の間の関係を研究するためのツールを提供する。さらに,それは脳ネットワーク通信におけるシナプス強度と振動同期の相対的役割を研究するための新しいアプローチであるかもしれない。Copyright 2021 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： コヒーレンス ,  コミュニケーション ,  シナプス ,  精神病 ,  電気刺激 ,  皮質 ,  通信 ,  *パルス列 ,  神経刺激 ,  扁桃 ,  恐怖 ,  有効性 ,  周波数帯 ,  精神障害
準シソーラス用語： 神経ネットワーク , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 生体計測  (EL03020C) ,  脳・神経系モデル  (EL02050C) ,  神経系の診断  (GN02000H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 感情 ,  脳回 ,  接続性 ,  パルス列