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J-GLOBAL ID:202102252308814724   整理番号:21A0379554

剥離および化学蒸着成長二硫化スズナノ膜の熱伝導率:粒界コンダクタンスの役割【JST・京大機械翻訳】

Thermal conductivity of exfoliated and chemical vapor deposition-grown tin disulfide nanofilms: role of grain boundary conductance
著者 (5件):
資料名:
巻: 856  ページ: Null  発行年: 2021年 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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二硫化スズ(SnS_2)は,光検出器,センサ,電界効果トランジスタ,熱電発電機などの応用に大きな可能性を示す層状二次元(2D)半導体材料である。SnS_2中の熱輸送の理解は,これらのデバイスにおける熱管理とエネルギー輸送と変換プロセスの最適化に重要である。ここでは,機械的に剥離した単結晶および化学蒸着(CVD)成長多結晶SnS_2ナノ膜の面内熱伝導率を,Raman光熱法を用いて測定した。粒径250nmの多結晶SnS_2膜は4.8~5.6Wm-1K-1の低い面内熱伝導率を有し,これは結晶粒界でのフォノン散乱による単結晶SnS_2膜の約半分である。結晶粒を横切る熱輸送を2つのアプローチを用いてシミュレートした。1)発生したVoronoiセルを持つ有限要素モデル,2)粒界熱伝導(G′)を考慮した経験式。2つの方法は,有効G′に対して類似の値,ならびに,平均粒径に対する面内熱伝導率の一貫した依存性をもたらした。多結晶SnS_2膜の面内熱伝導率は,より微細な結晶粒で大幅に減少すると予測される。本研究の結果は,異なる成長法からの単結晶および多結晶SnS_2膜の熱輸送特性の基本的な理解を提供し,将来の熱電用途のための粒径を調整することによって,SnS_2の熱伝導率を制御する可能性を示した。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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熱電デバイス  ,  電気的性質 

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