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J-GLOBAL ID:202102252534577545   整理番号:21A2239956

熱ショック蛋白質27および70の測定のための新規ビーズベースイムノアッセイ【JST・京大機械翻訳】

A Novel Bead-Based Immunoassay for the Measurement of Heat Shock Proteins 27 and 70
著者 (10件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 863  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7256A  ISSN: 2076-0817  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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熱ショック蛋白質(HSPs)は変性から蛋白質を保護するのに必須の役割を果たし,心血管疾患,癌,感染および神経変性疾患のような多様な病態生理学的条件に関与する。科学的証拠は,HSP発現があるレベル以下に低下すると,細胞が蛋白質凝集疾患を加速する酸化損傷に感受性になることを示す。一方,HSPの持続的増強レベルは炎症および発癌性変化をもたらす。今日まで,HSPsを測定する技術は存在するが,これらの分析は特定の試料タイプでの使用や時間消費に限定されている。したがって,本研究では,HSPsの測定のための単一分子アッセイデジタルELISA技術(Single Molecle Array SIMOA)を開発し,単一試料からの多重検体を同時に測定するために適応できる。この技術はHSP分子上の異なるエピトープを認識する2つの異なるHSP特異的抗体を組み合わせた。組換えヒトHSP蛋白質を標準材料として使用した。アッセイ性能特性を,異なるレベルでHSPペプチドを添加した試料の反復試験により評価した。HSP27とHSP70の検出限界は,それぞれ0.16と2ng/mLであった。両HSPsの試験条件すべてにおいて,変動の日内と日間の変動係数は20%未満であった。試料の連続希釈後に測定したHSPレベルは希釈直線性(平均109%,R2=0.998,p<0.001,HSP27及び93%,R2=0.994,p<0.001,HSP70)であった。また,高い線形応答が,HSP70(R2=0.982,p<0.001)の比較的非常に低いおよび高いレベルを示す血漿の混合物で実証された。検体スパイク回収率は57%と95%の間で変動した。さらに,ウェスタンブロッティングを用いて得られた相対的HSP値は,新たに開発したSIMOAアッセイで得られたHSP値と有意に相関し(r=0.815,p<0.001およびr=0.895,HSP70およびHSP27に対してp<0.001),著者らの方法が信頼できることを示した。結論として,このアッセイは種々の試料タイプにおけるHSPsの正確な評価に対する分析性能を示し,広範囲の希釈直線性の利点を提供し,キャリブレーション範囲を超えるHSP濃度を有する試料がアッセイの精度に影響することなく範囲に希釈できることを示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  神経系の疾患 
引用文献 (53件):
  • Akerfelt, M.; Morimoto, R.I.; Sistonen, L. Heat shock factors: Integrators of cell stress, development and lifespan. Nat. Rev. Mol. Cell. Biol. 2010, 11, 545-555.
  • Pinar, O.; Ozden, Y.A.; Omur, E.; Muhtesem, G. Heat Shock Proteins in Multiple Sclerosis. Adv. Exp. Med. Biol. 2017, 958, 29-42.
  • Kampinga, H.H.; Hageman, J.; Vos, M.J.; Kubota, H.; Tanguay, R.M.; Bruford, E.A.; Cheetham, M.E.; Chen, B.; Hightower, L.E. Guidelines for the nomenclature of the human heat shock proteins. Cell Stress Chaperones 2009, 14, 105-111.
  • Vos, M.J.; Hageman, J.; Carra, S.; Kampinga, H.H. Structural and functional diversities between members of the human HSPB, HSPH, HSPA, and DNAJ chaperone families. Biochemistry 2008, 47, 7001-7011.
  • Kourtis, N.; Nikoletopoulou, V.; Tavernarakis, N. Small heat-shock proteins protect from heat-stroke-associated neurodegeneration. Nature 2012, 490, 213-218.
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