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J-GLOBAL ID:202102252658838958   整理番号:21A2240011

プロバイオティクスはティラピア耐性とティラピア湖ウイルス感染に対する免疫応答を調節する【JST・京大機械翻訳】

Probiotics Modulate Tilapia Resistance and Immune Response against Tilapia Lake Virus Infection
著者 (11件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 919  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7256A  ISSN: 2076-0817  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ティラピア湖ウイルス(TiLV)は,世界中のティラピア農業における高い死亡率と経済的被害に関連した新興のウイルス性疾患を引き起こす。水産養殖におけるプロバイオティクスの使用は,細菌およびウイルス感染の負の影響を低減するための抗生物質および薬剤の代替として示唆されてきた。本研究では,TiLV感染時の赤雑種ティラピア(Oreochromis spp.)における死亡率,ウイルス負荷および免疫関連遺伝子の発現に対するプロバイオティクスBacillus spp.補給の影響を調べた。魚を3群に分け,対照飼料,0.5%プロバイオティクス添加飼料および1%プロバイオティクス添加飼料を給餌した。実験給餌の21日後に,3つの群を,TiLVで感染させ,死亡率と成長性能についてモニターし,一方,器官を,ウイルス負荷と免疫応答マーカーの転写調節を測定するために,異なる時点で採取した。体重増加(WG),平均日増(ADG),飼料効率(FE),または飼料転換比(FCR)に関して,群間に有意差は見られなかった。0.5%および1%のプロバイオティクス(それぞれ25%および24%)を給餌した魚から,対照群(32%)と比較して,より低い累積死亡率を検索した。さらに,1%のプロバイオティクス飼料を給与した魚は,感染後5,6,9および12日で0.5%のプロバイオティクスおよび対照飼料を与えた魚よりも有意に低いウイルス負荷を示した(dpc)。il-8(CXCL8としても知られる),n-,irf-3,mx,rsad-2(VIPERINとしても知られる)を含む免疫関連遺伝子の発現パターンは,TiLV病因のピーク(9~12dpc)の間,および1%プロバイオティクス添加飼料を与えた魚におけるほとんどの研究期間において,プロバイオティクス処理時に有意なアップレギュレーションを示した。まとめると,これらの知見は,Bacillus spp.プロバイオティクスを用いた食事補給が,ティラピア免疫とTiLV感染に対する耐性を強化するための有益な効果を持つかもしれないことを示す。したがって,プロバイオティック処理はティラピア養殖におけるこの新たなウイルス感染に起因する損失を減らすために予防的に投与される。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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魚類  ,  餌料 
引用文献 (75件):
  • FAO. The State of World Fisheries and Aquaculture 2020; FAO: Rome, Italy, 2020.
  • FAO. FAO Global Fishery and Aquaculture Production Statistics (FishStatJ). Available online: www.fao.org/fishery/statistics/software/fishstatj/en (accessed on 6 November 2020).
  • Abdel-Latif, H.M.R.; Dawood, M.A.O.; Menanteau-Ledouble, S.; El-Matbouli, M. The nature and consequences of co-infections in tilapia: A review. J. Fish Dis. 2020, 43, 651-664.
  • FAO. Tilapia Lake Virus Expert Knowledge Elicitation Risk Assessment. Available online: http://www.fao.org/3/CA2864EN/ca2864en.pdf (accessed on 2 September 2020). OIE. Tilapia Lake Virus Disease (TiLV). Available online: www.oie.int/fileadmin/Home/eng/Internationa_Standard_Setting/docs/pdf/Aquatic_Commission/A_TiLV_disease_card.pdf (accessed on 6 November 2020).
  • Bacharach, E.; Mishra, N.; Briese, T.; Zody, M.C.; Kembou Tsofack, J.E.; Zamostiano, R.; Berkowitz, A.; Ng, J.; Nitido, A.; Corvelo, A.; et al. Characterization of a Novel Orthomyxo-like Virus Causing Mass Die-Offs of Tilapia. mBio 2016, 7, e00431-16.
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