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J-GLOBAL ID：202102253161763638   整理番号：21A0521866

バイオリファイナリーの範囲におけるヘーゼルナッツ殻の分画のための前処理戦略の開発【JST・京大機械翻訳】

Development of Pretreatment Strategies for the Fractionation of Hazelnut Shells in the Scope of Biorefinery

著者 (5件)： Lopez Laura ,  Rivas Sandra ,  Moure Andres ,  Vila Carlos ,  Parajo Juan Carlos
資料名： Agronomy (Web)  (Agronomy (Web))
巻： 10  号： 10  ページ： 1568  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7129A  ISSN： 2073-4395  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘーゼルナッツ殻は,多製品バイオリファイナリーで価値化できるヘーゼルナッツ加工産業からの重要な廃棄物である。個別または組合せ前処理は,バイオマスの統合分別を可能にするプロセスに統合できる。本研究では,アルカリ性オルガノソルブ,または酸触媒オルガノソルブ処理に基づく分画法を生または自己加水分解ヘーゼルナッツ殻に適用した。結果の比較分析は,最高のリグニン除去が酸触媒オルガノソルブ脱リグニンによって達成され,それはまた,限られたセルロース損失を可能にしたことを確認した。この処理を生ヘーゼルナッツ殻に適用した場合,リグニンの65.3%が除去され,貴重なヘミセルロース由来生成物が得られ,処理固体のセルロース含有量は54%まで増加した。ヘーゼルナッツ殻の自己加水分解はヘミセルロースの部分的可溶化(主に可溶性オリゴ糖の形で)をもたらした。自動加水分解と酸触媒オルガノソルブ脱リグニンの懸濁段階は,47.9%のリグニン除去をもたらし,セルロース含有量(55.4%)の増加と残留ヘミセルロースの非常に低い含有量をもたらした。酵素加水分解のための基質として選択した脱リグニンおよび自己加水分解されたヘーゼルナッツ殻の適合性を追加実験で評価した。最も感受性の高い基質(酸触媒オルガノソルブ処理)は,28.52gグルコース/Lの濃度で,グルコースへの74.2%のセルロース変換に達した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 懸濁液 ,  *リグニン ,  セルロース ,  廃棄物 ,  加水分解 ,  可溶化 ,  脱リグニン ,  ヘミセルロース ,  少糖類 ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： *バイオリファイナリー ,  酸触媒 ,  *ヘーゼルナッツ ,  自動加水分解 ,  酵素加水分解 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： バイオリファイナリー ,  ヘーゼルナッツ殻 ,  水熱前処理 ,  脱リグニン ,  酵素加水分解 ,  分画 ,  セルロース ,  ヘミセルロース

分類 (2件)： 農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  木材化学  (FF05040V)

物質索引 (1件)： グルコース

引用文献 (41件)：

• Romaní, A.; Garrote, G.; López, F.; Parajó, J.C. Eucalyptus globulus Wood fractionation by autohydrolysis and organosolv delignification. Bioresour. Technol. 2011, 102, 5896-5904.
• Mahmood, H.; Moniruzzaman, M.; Iqbal, T.; Khan, M.J. Recent advances in the pretreatment of lignocellulosic biomass for fuels and value-added products. Curr. Opin. Green Sustain. Chem. 2019, 20, 18-24.
• Ubando, A.T.; Feliz, C.B.; Chen, W.-H. Biorefineries in circular bioeconomy: A comprehensive review. Bioresour. Technol. 2020, 299, 122585.
• Kumar, B.; Bhardwaj, N.; Agrawal, K.; Chaturvedi, V.; Verma, P. Current perspective on pretreatment technologies using lignocellulosic biomass: An emerging biorefinery concept. Fuel Process. Technol. 2020, 199, 106244.
• Jönson, L.J.; Martín, C. Pretreatment of lignocellulose: Formation of inhibitory by-products and strategies for minimizing their effects. Bioresour. Technol. 2016, 199, 103-112.

タイトルに関連する用語 (6件)： バイオリファイナリー ,  ヘーゼルナッツ ,  殻 ,  分画 ,  戦略 ,  開発