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J-GLOBAL ID:202102253224573821   整理番号:21A0141100

地質汚染現場で観測された地下水流動方向の変化-下総台地中央部,八千代市北部の例-

Change of groundwater flow observed at geo-pollution site, northern Yachiyo city, Boso peninsula, central Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 30th  ページ: 35-38  発行年: 2020年11月27日 
JST資料番号: L3101A  ISSN: 0917-7183  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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地質汚染現場では,汚染の広がりを防ぎ,精製の効率を改善することが重要である。本研究では,地下水レベルと地下水流方向の変化を,北部房総半島,中央下総台地で規則的で連続的な地下水位測定を行って調べた。地下水位観測の結果,帯水層と関東ローム層は雨水浸透の緩衝材として働くと推定した。地下水流方向が方位角によって約299.7から307.4°の範囲で変化し,地下水位の上昇が地下水流方向を西へ変化させることを明らかにした。さらに,記録的豪雨は,流れ方向を一時的に北へ変化させるが,その効果は短期である。不圧帯水層の流れ方向は変化する傾向があるので,季節的変化だけでなく,地質汚染サイトでの記録的豪雨のような事象での流れ方向の変化も考慮することが重要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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水質汚濁一般  ,  地下水学 
引用文献 (5件):
  • 本田恵理・風岡 修・藤ヶ崎稔・長根山皓介・吉田 剛・渡辺綾子・中丸純平・手塚祐樹・田村嘉之・向井正二朗, 2015, 鉛直高密度地下水脂測定による地下水涵養機構と酸化・還元状態 (その2) 下総台地中央部, 八千代市北部の透水層の例-. 第25回環境地質学シンポジウム論文集, 63-66.
  • 風岡 修・鈴木恵佐夫・高倉 歩・藤ヶ崎稔・吉田 剛 酒井 豊・楠田 隆・山本真理・渡辺綾子・中丸純平・手塚祐樹, 2010, 鉛直高密度地下水脂測定による地下水涵養機構と酸化・還元状態-下総台地中央部, 八千代市北部の不圧帯水層の例-. 第20回環境地質学シンポジウム論文集, 99-104.
  • 佐藤賢二・村田順一・森崎正昭・楡井 久, 1997, 地質汚染現場にみられた人為的地下水変動と地質汚染の拡大. 第7回環境地質学シンポジウム論文集, 51-54.
  • 高嶋恒太・小山修司・佐藤賢司・森崎正昭・楡井 久, 1996, 連続水位観測の観測事例と地下水位の変動状況. 第6回環境地質学シンポジウム論文集, 253-258.
  • 八千代市, 2019, 第7章 地下水汚染・土壌汚染. 令和元年版八千代市の環境, 65-78.

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