文献

J-GLOBAL ID：202102253577468108   整理番号：21A0043309

塩化ナトリウム水溶液構造の研究【JST・京大機械翻訳】

Study on the structure of sodium chloride aqueous solution

著者 (4件)： Wang Xuyang (河北工業大学化工学院,天津300130) ,  Chen Shuai (河北工業大学化工学院,天津300130) ,  Li Fei (河北工業大学化工学院,天津300130;河北工業大学海水資源利用化工技術教育部工程研究中心,天津300130) ,  Yuan Junsheng (河北工業大学化工学院,天津300130;河北工業大学海水資源利用化工技術教育部工程研究中心,天津300130)
資料名： Yuanzi yu Fenzi Wuli Xuebao  (Yuanzi yu Fenzi Wuli Xuebao)
巻： 37  号： 5  ページ： 768-777  発行年： 2020年 
JST資料番号： C2079A  ISSN： 1000-0364  CODEN： YYFXEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 上海光源(SSRF)の第三世代シンクロトロン放射光源を用いて、室温でのモル濃度はそれぞれ0.172mol/L、0.343mol/L、0.699mol/L、1.064mol/L、2.832mol/L、3であった。910mol/L,5.289mol/LのNaCl水溶液のX線散乱データ。X線散乱データから、NaCl水溶液濃度の増加に伴い、X線散乱曲線の特徴ピークは12.6°から13.4°まで偏移することが分かった。PairDistributionFunction(PDF)理論を用い、X線散乱データに対して処理を行い、異なる濃度のNaCl水溶液及び純水の差分対分布関数が得られ、その中のO-Oピークは濃度の増大に伴い次第に2つのピークに分裂した。O-Oピーク位置は0.282nmであった。分子動力学シミュレーションを用いて、異なる濃度のNaCl水溶液を研究し、Na+、Cl-の導入が水分子の水素結合構造に対してある程度の破壊があり、濃度が15%より大きい場合、この効果は特に顕著であることが明らかになった。Na+、Cl-はいずれも二層水和層が存在し、各イオン間の配位数は濃度の増大に伴い減少した。H2O分子の自己拡散係数はNa+とCl-の自己拡散係数よりはるかに大きく、その後両者の値は濃度の増加に伴い次第に減少し、Na+とCl-の水和半径はいずれも濃度の増加に伴い低下した。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： X線散乱 ,  光源 ,  シンクロトロン放射 ,  水素結合 ,  純水 ,  水和 ,  *塩化ナトリウム ,  水分子 ,  配位数 ,  *溶液構造
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション ,  対分布関数 ,  二層 ,  自己拡散係数 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  分子スペクトル一般  (BH06010X)

タイトルに関連する用語 (3件)： 塩化ナトリウム ,  水溶液 ,  研究