抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】相転移の塑性係数に及ぼす炭素含有量の影響を研究し,18CrNiMo7-6鋼の浸炭焼入後の残留応力分布を正確にシミュレーションする。【方法】4つの異なる炭素含有量(0.21%,0.49%,0.65%,0.87%)の全浸透試料を調製し,異なる応力レベルでの膨張試験を行い,異なる炭素含有量の試料の相転移塑性係数Kを測定した。DEFORM-HTを入力して残留応力シミュレーションを行い,同時に?16.72mmの円柱試験片を浸炭焼入れ試験を行い、残留応力シミュレーションの正確性を検証した。結果:前3種類の炭素含有量でマルテンサイト変態動力学パラメータαの変化は大きくなかった。これに基づいて、高炭素含有量のサンプルの不完全膨張曲線を計算するのに便利なK値方法を提供し、4種類の異なる炭素含有量のサンプルの相転移塑性係数はそれぞれ7.16×10-5、5.45×10-5、5.53×10-5、6.01×10-5MPa-1であった。K=0MPa-1,K=7.16×10-5MPa-1,および炭素含有量に関連する相転移塑性係数を用いて,残留応力をシミュレーションした。試験結果は,測定した残留応力との一致度が最高であり,残留圧縮応力が表面から心部まで最初に増加して,次に減少する傾向を示した。結論:浸炭焼入後のサンプルの表層に炭素勾配が存在し、異なる炭素含有量で相転移塑性係数数値に影響する主なメカニズムが異なり、相転移塑性係数は炭素含有量の増加に伴い、まず低下し、その後上昇し、18CrNiMo7-6鋼の浸炭焼入後の残留応力分布への影響は顕著である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】