抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】マクロファージのM2分極に及ぼすゲニポシドの影響を研究し,その可能な機構を調査する。方法;マクロファージ細胞株RAW264.7を研究対象とし、異なる濃度のゲニポシド(025μmol・L-1)でプレインキュベーションした後、インターロイキン4(IL-4)/インターロイキン13(IL-13)(20ng・ml-1)を刺激し、相応の時点に培養した。マクロファージに対するゲニポシドの活性をMTTアッセイにより測定し,マクロファージのM2分極マーカーであるアルギナーゼ1(ARG1)をウエスタンブロット法により測定した。キチナーゼ3様分子(YM1)及びJanusキナーゼ1(JAK1)/シグナル伝達及び転写活性化因子6(STAT6)シグナル伝達経路(p-STAT6,STAT6及びp-JAK1)の蛋白質発現。リアルタイム蛍光定量的PCR(RT-qPCR)を用いて,マクロファージのM2分極マーカー,ARG1,炎症領域1(FIZZ1),YM1,マンノース受容体C1(MRC1),およびmRNA発現を検出した。インターフェロン制御因子4(IRF4)とマクロファージガラクトース-C型レクチン-2(MGL-2)の遺伝子発現。結果;IL-4またはIL-13による処理と比較して,L-4またはIL-13処理群の典型的M2マーカー,ARG1,FIZZ1,YM1,MRC1,IRF-4およびMGL-2遺伝子の発現は増加したが,ARG1およびYM1の蛋白質レベルは増加した。反対に,IL-4またはIL-13処理群と比較して,ゲニポシド前処理は上記のマーカーの遺伝子発現を有意に抑制し,ARG1とYM1の蛋白質レベルを抑制し,用量依存性(P<0.05またはP<0.01)を示した。さらに,IL-4処理はマクロファージJAK-STAT活性化を誘導し,IL-4のみ処理群と比較して,ゲニポシド前処理はマクロファージJAK-STAT活性化を有意に阻害した(P<0.05またはP<0.01)。【結論】ゲニポシドは,JAK-STATの抑制を通して,M2分極を阻害する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】