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J-GLOBAL ID:202102254935562148   整理番号:21A2180238

DLD-1およびLOVOColon癌細胞株における増殖,細胞周期およびアポトーシスに対するレスベラトロール類似体DMU-212の代謝産物である4′-ヒドロキシ-3,4,5-トリメトキシスチルベンの効果【JST・京大機械翻訳】

The Effect of 4′-hydroxy-3,4,5-trimetoxystilbene, the Metabolite of Resveratrol Analogue DMU-212, on Growth, Cell Cycle and Apoptosis in DLD-1 and LOVO Colon Cancer Cell Lines
著者 (10件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 1327  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7255A  ISSN: 2072-6643  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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レスベラトロールは,ブドウ,ブルーベリー,クランベリー,ピーナッツおよび多くの他の植物で自然に発生するフィトアレキシンである。レスベラトロールは3段階全てで発癌を阻害するが,その臨床応用は不良な薬物動態のため制限される。レスベラトロールのメチル化類似体は,プロトチューピー化合物よりも高いバイオアベイラビリティおよび細胞毒性活性を有することを見出した。レスベラトロールの種々のメトキシ誘導体の中で,3,4,5,4-テトラメロキシスチルベン(DMU-212)は,細胞毒性とアポトーシスの最も強い活性化剤の1つであることが示唆される。DMU-212は,DLD-1およびLOVO結腸癌細胞において抗腫瘍活性を発揮することが示されている。結腸直腸癌は世界的に癌関連死の3番目に多い原因であるので,新しい抗癌剤の開発は今日高い意義がある。本研究の目的は,DLD-1およびLOVO細胞株におけるDMU-212の代謝産物である4-ヒドロキシ-3,4,5-トリメトキシスチルベン(DMU-281)の抗癌活性を評価することであった。DMU-281の細胞毒性活性は,G2/M期での細胞周期停止とカスパーゼ-9,-8,-3/7の活性化を伴うアポトーシス誘導を介して誘導されることを初めて示した。さらに,DMU-281は内因性および外因性アポトーシスに関連する遺伝子と蛋白質の発現パターンを変化させることを見出した。アポトーシスのこれらの経路の活性化は抗癌研究における最も望ましい戦略であるが,DMU-281は結腸癌の治療に対する有望なアプローチを提供すると思われる。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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食品の化学・栄養価  ,  細胞生理一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  植物の生化学  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
物質索引 (1件):
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引用文献 (44件):
  • Cancer. Available online: https://www.who.int/en/news-room/fact-sheets/detail/cancer (accessed on 10 September 2019).
  • Holohan, C.; Van Schaeybroeck, S.; Longley, D.B.; Johnston, P.G. Cancer drug resistance: An evolving paradigm. Nat. Publ. Gr. 2013, 13, 714-726.
  • Savill, J.; Fadok, V. Corpse clearance defines the meaning of cell death. Nature 2000, 407, 784-788.
  • Kurosaka, K.; Takahashi, M.; Watanabe, N.; Kobayashi, Y.; Alerts, E. Silent Cleanup of Very Early Apoptotic Cells by Macrophages. J. Immunol. 2003, 171, 4672-4679.
  • Hongmei, Z. Extrinsic and Intrinsic Apoptosis Signal Pathway Review. In Apoptosis and Medicine; Ntuli, T.M., Ed.; IntechOpen: London, UK, 2012; pp. 3-22.
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