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J-GLOBAL ID:202102254938856469   整理番号:21A2364941

低リン牧草地土壌で栽培したマメ科とイネ科植物の根圏におけるリン獲得における有機アニオンとホスファターゼ酵素の役割【JST・京大機械翻訳】

Role of Organic Anions and Phosphatase Enzymes in Phosphorus Acquisition in the Rhizospheres of Legumes and Grasses Grown in a Low Phosphorus Pasture Soil
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 1185  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7261A  ISSN: 2223-7747  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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根圏プロセスは,植物と微生物によるリン(P)獲得において,特にP制限条件下で重要な役割を果たす。ここでは,植物成長,根圏プロセスおよび土壌P動態に対する栄養添加および植物種の影響を調べた。温室実験において,青ルーピン(Lupinus angustifolius),シロクローバ(Trifolium repens L.),多年生ライグラス(Lolium perenne L.),およびコムギ(Triticum aestivum L.)を,P(33mg kg1)および窒素(200mg kg1)の単独および複合添加の有無で,8週間,低P牧草地土壌で栽培した。リン添加は,植物バイオマスと植物種全体のP含量,ならびに白クローバとライグラス中の微生物バイオマスPを増加させた。アルカリホスファターゼ活性は青色ルーピンで高かった。マメ科は牧草に比べて高濃度の有機アニオンを示した。P添加後,有機アニオンの濃度は,青ルーピン,シロクローバ,コムギ,ライグラスの根圏において,それぞれ11,10,5,および2倍増加した。それらの化学的利用性(P分画によって評価)の違いにもかかわらず,中程度に不安定な無機Pと安定な有機Pが4つの植物種によって最も枯渇した画分であった。無機P画分は4植物種間で同様に枯渇したが,青色ルーピンは安定な有機Pの強い枯渇を示した。著者らの知見は,有機アニオンがマメ科植物と牧草の無機Pの取得とは関連しないことを示唆する。同時に,アルカリホスファターゼ活性は青色ルーピンに対する安定な有機Pの動員と関連していた。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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植物栄養  ,  麦 
引用文献 (127件):
  • Butusov, M.; Jernelöv, A. Phosphorus: An element that could have been called Lucifer. In SpringerBriefs in Environmental Science; Springer: New York, NY, USA, 2013; Volume 9, ISBN 978-1-4614-6802-8.
  • Raghothama, K.G. Phosphorus and Plant Nutrition: An Overview. Phosphorus Agric. Environ. 2005, agronomymonogra, 355-378.
  • Holford, I.C.R. Soil phosphorus: its measurement, and its uptake by plants. Soil Res. 1997, 35, 227-240.
  • Hedley, M.J.; Stewart, J.W.B.; Chauhan, B.S. Changes in Inorganic and Organic Soil Phosphorus Fractions Induced by Cultivation Practices and by Laboratory Incubations 1. Soil Sci. Soc. Am. J. 1982, 46, 970-976.
  • Hinsinger, P. Bioavailability of soil inorganic P in the rhizosphere as affected by root-induced chemical changes: A review. Plant Soil 2001, 237, 173-195.
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