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J-GLOBAL ID：202102255189996315   整理番号：21A2841899

セムリキ森林ウイルスレプリカーゼのin vitro活性の決定因子としてのポリ蛋白質プロセシング【JST・京大機械翻訳】

Polyprotein Processing as a Determinant for in Vitro Activity of Semliki Forest Virus Replicase

著者 (4件)： Pietilae Maija K. (Department of Food and Environmental Sciences, University of Helsinki, Viikinkaari 9 PO Box 56, 00014 Helsinki, Finland) ,  Albulescu Irina C. (Department of Medical Microbiology, Leiden University Medical Center PO Box 9600, 2300 RC, Leiden, The Netherlands) ,  Hemert Martijn J. van (Department of Medical Microbiology, Leiden University Medical Center PO Box 9600, 2300 RC, Leiden, The Netherlands) ,  Ahola Tero (Department of Food and Environmental Sciences, University of Helsinki, Viikinkaari 9 PO Box 56, 00014 Helsinki, Finland)
資料名： Viruses (Web)  (Viruses (Web))
巻： 9  号： 10  ページ： 292  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7293A  ISSN： 1999-4915  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セムリキ森林ウイルス(SFV)は,宿主細胞において膜陥入(小球)を誘導する節足動物媒介アルファウイルスである。これらはウイルスRNAを合成するウイルス複製複合体(RC)を保有している。アルファウイルスは,ポリ蛋白質P1234として発現する4つの複製または非構造蛋白質(nsP),nsP1-4を有する。マイナス鎖RNAを合成する初期RCは,ポリ蛋白質P123とポリメラーゼnsP4によって形成される。さらなる蛋白質分解開裂は,nsP1-4と合成プラス鎖から成る後期RCをもたらした。ここでは,後期RCのみがin vitroでRNA合成において高活性であることを示した。さらに,活性RCはウイルス感染細胞及び鋳型RNAを発現するプラスミドとの組み合わせで野生型複製でトランスフェクションした細胞の両方から分離できることを示した。切断不能なポリ蛋白質P123とポリメラーゼnsP4を鋳型と共に発現すると,高レベルのマイナス鎖RNAが細胞中で産生されたが,これらの細胞から分離したRCはin vitroではほとんど活性ではなかった。さらに,著者らは,以前に,鋳型がない場合でさえ球状体を形成することが示されている非切断性ポリ蛋白質P123およびポリメラーゼnsP4が,外因性鋳型を複製しないことを観察した。その結果,レプリカーゼ蛋白質は小球に隔離され,鋳型を動員することはできないと仮定した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： RNA【核酸】 ,  RNA合成 ,  *タンパク質 ,  節足動物 ,  プラスミド ,  タンパク質分解 ,  *RNAレプリカーゼ ,  *セムリキ森林ウイルス ,  トランスフェクション ,  野生型 ,  αウイルス ,  *in vitro実験
準シソーラス用語： ウイルスRNA ,  宿主細胞 ,  Pluronic P123 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： アルファウイルス ,  セムリキ森林ウイルス ,  非構造蛋白質 ,  ポリメラーゼ ,  複製複合体 ,  in vitro複製 ,  RNA合成

分類 (2件)： ウイルスの生化学  (EG04030F) ,  遺伝子の複製  (EC02030F)

引用文献 (46件)：

• King, A.M.Q.; Adams, M.J.; Carstens, E.B.; Lefkowitz, E.J. Virus Taxonomy: Ninth Report of the International Commitee on Taxonmy of Viruses; Elsevier Academic Press: London, UK, 2012; pp. 10-14.
• Koonin, E.V.; Dolja, V.V.; Krupovic, M. Origins and evolution of viruses of eukaryotes: The ultimate modularity. Virology 2015, 479, 2-25.
• Amraoui, F.; Failloux, A.B. Chikungunya: An unexpected emergence in Europe. Curr. Opin. Virol. 2016, 21, 146-150.
• Tsetsarkin, K.A.; Chen, R.; Weaver, S.C. Interspecies transmission and chikungunya virus emergence. Curr. Opin. Virol. 2016, 16, 143-150.
• Strauss, J.H.; Strauss, E.G. The alphaviruses: Gene expression, replication, and evolution. Microbiol. Rev. 1994, 58, 491-562.

タイトルに関連する用語 (5件)： セムリキ森林ウイルス ,  レプリカーゼ ,  活性 ,  決定因子 ,  蛋白質プロセシング