抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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N肥料は,通常,中国におけるイネ生産における複数の応用によって供給される。穂肥料の高いN回収効率(NRE)のため,穂ばらみ期に大量の肥料を適用することは,摂食品質に悪影響を及ぼすが,収量増加の効果的尺度であると考えられる。本研究では,6つの近交系と4つの雑種ジャポニカ品種を用いて,分げつ期でのみ施用されたN量を減少させることによって,穂Nの20%から40%への比率を増加させるために追肥Nを延期した。また,2016年と2017年の高および低肥沃青質水田における穀粒収量と乾物蓄積に対する追肥Nの延期の影響について解析した。ジャポニカ米に及ぼす追肥-N施用の影響は,品種,気象条件,および土壌肥沃度に関連した。近交系品種に関して,穂Nが単一または分割施用として適用されたかどうかにかかわらず,穂Nの比率の増加は,高および低肥沃土壌で生育した植物の収量構成要素または乾物蓄積に影響を及ぼさなかった。高肥沃土壌で生育した雑種品種に関しては,追肥-N施肥は,良好な気象条件(登熟中の低温ストレスなし)下で収量に影響しなかったが,穂開始段階における全Nの40%の単独施用は,出穂後の乾物蓄積と低温条件下で長期成長期間を示す品種の結実率の両方を有意に低下させた。低肥沃土壌で生育した雑種品種に関して,追肥-Nの適用を延期することは,有効穂の数に逆の影響を及ぼした。著者らの結果は,ジャポニカ米に適用した穂Nの割合が,粘土水田で30%を超えず,イネ生産に関する肥料管理は,土壌型,土壌肥沃度,および品種に従って調整されるべきであることを示唆した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】