抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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成功した治療にもかかわらず,C型肝炎ウイルス(HCV)感染は,重要な世界健康問題であり続けている。高処理コスト,非診断個体の高い数,および治療へのアクセスの困難さ,特に辺縁化感受性集団において,効果的な予防ワクチンがない場合のウイルスのグローバル制御の達成は不可能である。現在のワクチン開発は,HCVの場合,表面糖蛋白質または非構造蛋白質のような弱い免疫原性サブユニットに主に集中している。アジュバントは免疫原性性能を増加させるワクチン製剤の重要な成分である。アジュバントがどのように働くかについてのより多くの情報を学ぶので,自然免疫の適切な刺激が,成功した免疫を達成するために重要であることが明らかになっている。いくつかの肝細胞型は,初期先天性免疫応答およびその後の炎症および適応応答,主に肝細胞および抗原提示細胞(Kupffer細胞,樹状細胞)の活性化に関与する。これらの細胞,主にtoll様受容体に対するインナートパターン認識受容体は,新しい有望なアジュバントの標的である。さらに,先天性免疫の異なる成分を刺激する複雑なアジュバントは有望な結果を示し,現在のワクチンに組み込まれている。HCV-ワクチンアジュバントに関する最近の研究は,強いT-およびB-細胞免疫応答の誘導が,正しいアジュバントを選択することによって強化されるかもしれないことを示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】