抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者における血清およびペプチドホルモン(CPT)レベルと糖代謝関連指標の関係を調査する。【方法】2016年1月から2019年6月まで,本研究において,160例の耐糖能(OGTT)および/またはインシュリン放出検査(IRT)の異常なPCOS患者(観察群)を本研究に登録した。対照群として,OGTTとIRTの正常患者60例を登録した。観察群は患者のOGTTとIRTの結果に基づき、高インスリン血症(HI)群(n=72)、耐糖能障害(IGT)群(n=74)、2型糖尿病(T2DM)群(n=14)に分けた。各群の一般資料、CPT及び疾患関連因子を比較し、CPTとPCOSの各指標との相関性を分析し、ROCを用いて、CPTによるPCOSの糖代謝異常診断の効能を評価した。【結果】1HI群,IGT群,T2DM群,および対照群の年齢と収縮期血圧に有意差はみられなかったが(P>0.05),HI群,IGT群およびT2DM群のBMIは対照群に比して有意に高かった(P<0.05)が,T2DM群の拡張期血圧はT2DM群よりも有意に高かった(P<0.05)。WHRは対照群より高かった(P<0.05)。2HI群、IGT群、T2DM群のFINS、HOMA-IR、CPT水は対照群より高く(P<0.05)、IGT群、T2DM群のFPG、HOMA-IRレベルはHI群より高かった(P<0.05)。T2DM群のFPGレベルはIGT群より高く(P<0.05)、T2DM群のFINS、CPTレベルはHI群とIGT群より高く(P<0.05)、T2DM群のTGレベルは対照群より高かった(P<0.05)。3Pearson相関分析;BMI、WHR、FPG、FINS、HOMA-IR、TGはいずれもCPTと正の相関関係があり(P<0.05)、HDL-CはCPTと負の相関関係を呈した(P<0.05)。4ROC曲線:CPT診断によるPCOS糖代謝異常(IGTとT2DM)の曲線下面積は0.756(95%CI;0.6890.823),最適閾値13.699pmol/L,感度53.41%,特異度83.33%であった。結論:CPTはPCOS患者の複数の糖代謝指標と相関性があり、PCOS患者の糖代謝異常を予測する有効な指標である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】