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J-GLOBAL ID:202102256552914697   整理番号:21A0829894

ネココロナウイルス感染に応答したマクロファージの宿主遺伝子発現【JST・京大機械翻訳】

Host Gene Expression of Macrophages in Response to Feline Coronavirus Infection
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 1431  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7155A  ISSN: 2073-4409  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ネココロナウイルスは潜在的にネコ感染性腹膜炎(FIP)をもたらす高伝染性ウイルスであるが,FIPの病因は特に疾患に至る事象においてよく理解されていない。優勢な理論は,病原性FIPVが変異から生じ,腸の腸細胞だけでなく単球でも複製し,その後ウイルスを全身的に輸送することである。影響を受けたネコの免疫状態と遺伝学は,病因において確かに重要な役割を担っている。ウイルス感染における遺伝学と宿主免疫応答の重要性を考慮して,本研究の目的はRNA配列決定を用いてマクロファージにおける宿主遺伝子発現を解明することであった。FIPV79-1146ex vivoに感染した健康な雄ネコからのマクロファージは,異なる宿主遺伝子発現を示した。ウイルス取込にもかかわらず,整列ウイルス読取は2から17時間に増加しなかった。異なるネコからのマクロファージ間の宿主遺伝子発現の重複は,ウイルス転写物が細胞で検出されたとしても限定された。興味深いことに,すべてのマクロファージにおける下方制御された遺伝子の幾つかは免疫シグナル伝達に関与し,一方,すべてのネコに共通するいくつかの上方制御された遺伝子は,免疫活性化を阻害することがわかった。本結果は,少数のネコが腸FCoVの一般的な存在にもかかわらずネコ感染性腹膜炎を発症するという事実と一致して,重要な役割を果たす個々の宿主応答を強調する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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ウイルスによる動物の伝染病  ,  ウイルス感染の生理と病原性 
引用文献 (59件):
  • Addie, D.D.; Jarrett, O. A study of naturally occurring feline coronavirus infections in kittens. Vet. Rec. 1992, 130, 133-137.
  • Pedersen, N.C. Serologic studies of naturally occurring feline infectious peritonitis. Am. J. Vet. Res. 1976, 37, 1449-1453.
  • Cave, T.A.; Golder, M.C.; Simpson, J.; Addie, D.D. Risk factors for feline coronavirus seropositivity in cats relinquished to a UK rescue charity. J. Feline Med. Surg. 2004, 6, 53-58.
  • Drechsler, Y.; Alcaraz, A.; Bossong, F.J.; Collisson, E.W.; Diniz, P.P. Feline coronavirus in multicat environments. Vet. Clin. North. Am. Small Anim. Pract. 2011, 41, 1133-1169.
  • Pedersen, N.C.; Boyle, J.F.; Floyd, K.; Fudge, A.; Barker, J. An enteric coronavirus infection of cats and its relationship to feline infectious peritonitis. Am. J. Vet. Res. 1981, 42, 368-377.
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