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J-GLOBAL ID:202102256672494405   整理番号:21A0899067

ロボット結腸直腸手術プログラムの実施段階における外科的複雑性と転帰-後ろ向きコホート研究【JST・京大機械翻訳】

Surgical Complexity and Outcome During the Implementation Phase of a Robotic Colorectal Surgery Program-A Retrospective Cohort Study
著者 (5件):
資料名:
巻: 10  ページ: 603216  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7089A  ISSN: 2234-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:ロボット手術は,腹腔鏡アプローチの多くの制限を克服することができるので,複雑な腫瘍学的結腸直腸切除に特に有望である。しかし,腹腔鏡手術の状況と同様に,チームの実際のロボット専門知識に関する適切な症例選択(単純対複雑)は,転帰の重要な決定因子である可能性がある。本研究は,手術手技の複雑性に基づいて,時間にわたるロボット結腸直腸手術後の臨床転帰を分析することを目的とした。方法:2015年4月~2019年12月20日までのプログラムの始めの間に,Viennaの医学大学,外科部門で実施されたすべてのロボット結腸直腸切除(n=85)を遡及的に分析した。時間にわたる外科的転帰を比較するために,コホートを症例配列(期間1:患者1~43,期間2:患者44~85)に基づいて2つの期間に分けた。切除のタイプ,疾患の重症度,性別およびボディマスインデックス(BMI)に従って,症例を複雑性レベル(I-IV)に割り当てた。術後合併症をClavien-Dindo分類を用いて分類した。【結果】合計47の直腸切除(55.3%),22の部分的結腸切除(25.8%),14の腹会陰部切除(16.5%)および2つの直腸結腸切除術(2.4%)を実施した。これらのうち,69.4%(n=59)は腫瘍学的症例であった。主要合併症(Clavien Dindo III-V)の全体率は16.5%であった。複雑な症例(複雑性レベルIIIとIV)は,低から中程度の複雑性レベル(IとII;25.0対5.4%,p=0.016)の症例より,よりしばしば大きな合併症が続いた。さらに,主要な合併症の率は,25.6%(期間1)から7.1%(期間2,p=0.038)まで時間とともに減少した。注目すべきことに,主要合併症の低下は学習効果と関連し,特に複合症例で顕著であり,また,第2期間(p=0.039)で67.5%から45.2%までの症例複雑性の減少であった。結論:ロボット結腸直腸手術後の主要な合併症のリスクは,特に新しい結腸直腸ロボット手術プログラムの初期相の間に,症例の複雑さ(レベルIIIとIV)を拡大して有意に増加した。ロボット技能が達成されている前に,最小で主要な合併症率を保つために,複雑性レベルIとIIを有する症例に対してロボット結腸直腸切除を制限することが望ましい。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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腫ようの外科療法  ,  消化器の腫よう 
引用文献 (24件):
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  • JayneDGThorpeHCCopelandJQuirkePBrownJMGuillouPJ. Five-year follow-up of the Medical Research Council CLASICC trial of laparoscopically assisted versus open surgery for colorectal cancer. Br J Surg (2010) 97(11):1638-45. doi: doi: 10.1002/bjs.7160
  • van der PasMHHaglindECuestaMAFürstALacyAMHopWC. Laparoscopic versus open surgery for rectal cancer (COLOR II): short-term outcomes of a randomised, phase 3 trial. Lancet Oncol (2013) 14(3):210-8. doi: doi: 10.1016/S1470-2045(13)70016-0
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