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J-GLOBAL ID:202102256770187427   整理番号:21A0092683

仙骨圧痛を伴う脊髄損傷患者の遷延性創傷治癒とビタミンD欠乏の原因としての小腸細菌過成長:症例報告【JST・京大機械翻訳】

Small intestinal bacterial overgrowth as a cause of protracted wound healing and vitamin D deficiency in a spinal cord injured patient with a sacral pressure sore: a case report
著者 (8件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-10  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7426A  ISSN: 1471-230X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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圧痛は,しばしば栄養不良のため治療に難治性である。小腸細菌過成長(SIBO)は消化管における吸収を阻害し,栄養不良を引き起こす。しかし,圧痛治癒とSIBOの間の関係についてはほとんど知られていない。ここでは,難治性仙骨圧痛とSIBO患者の症例を報告する。症例は66歳の女性で,主訴は仙骨圧の主訴,10.0×6.5cmで,治療に難治性であった。身体検査では,腹部膨満と嘔吐を認め,ボディマスインデックスは15であった。さらなる検査は,血清アルカリホスファターゼ(1260U/L),両側脛骨骨折,多発性肋骨骨折,および骨粗鬆症の上昇を明らかにした。ビタミンD欠乏を伴う骨軟化症と診断した。経口補給にもかかわらず,カルシウム,リンおよびビタミンDの血清レベルは,低かった。また,プラスチック外科医による仙骨圧痛に対する集中的な創傷治療にもかかわらず,創傷治癒は達成されなかった。栄養吸収における障害の疑いにより,胃内容物(104E.coli,105Streptococcus種および105Neisseria種)および十二指腸含有量(106E.coli,104Candida glabrata)において細菌の高い数を示す,採取した胃および十二指腸液の細菌検査を行った。したがって,SIBO患者を診断し,ポリミキシンB硫酸塩とアンホテリシンBを用いて消化管の選択的除染を開始した。SIBOに対する治療開始後,仙骨圧は治癒し,285日後にほぼ治癒した。カルシウム,リン,ビタミンDおよび他の脂溶性ビタミンの患者の血清レベルは,SIBOに対する治療開始後も徐々に増加した。SIBOに対する治療開始後に治癒した難治性仙骨圧の患者の症例を報告する。結論:SIBOは,慢性圧痛患者における栄養不良および不良創傷治癒の見落とした原因になると結論した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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運動器系の診断  ,  運動器系の臨床医学一般  ,  消化器の診断  ,  外傷一般 
引用文献 (34件):

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