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J-GLOBAL ID：202102256857754453   整理番号：21A1823367

高圧水素ガス環境における新開発アルミニウムベース被覆による高強度ステンレス鋼の水素支援劣化【JST・京大機械翻訳】

Hydrogen-Assisted Degradation of High-Strength Stainless Steel With a Newly Developed Aluminum-Based Coating in High-Pressure Hydrogen Gas Environment

著者 (4件)： Yamabe Junichiro (Kyushu University, Fukuoka, Japan) ,  Awane Tohru (Kyushu University, Fukuoka, Japan) ,  Takakuwa Osamu (Kyushu University, Fukuoka, Japan) ,  Matsuoka Saburo (Kyushu University, Fukuoka, Japan)
資料名： ASME Conference Proceedings  (ASME Conference Proceedings)
号： PVP2017  ページ： Null  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0478C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 析出硬化マルテンサイト系ステンレス鋼JIS-SUS630の,その厚さが10から20μmの範囲の新開発被覆を有する,水素侵入,引張,および疲れ特性を報告した。新たに開発した被覆はアルミナ,アルミニウム,およびフェロアルミニウムから成り,270°Cで100MPa水素ガス中で水素侵入に優れた抵抗を持つ。被覆試料の水素侵入は拡散制御プロセス下で生じ,有効水素拡散はベース鋼の約1000分の1であった。JIS-SUS630の水素拡散はJIS-SUS304のそれよりも2桁大きかったが,被覆JIS-SUS630の有効水素拡散係数は被覆SUS304のそれとほぼ等しかった。二次質量イオン分光法(SIMS)による以前の研究で,水素侵入に対する被覆の優れた抵抗はアルミニウムとフェロアルミニウム層間の界面水素トラッピングに起因した。本研究で得られた実験結果は,開発した被覆によって実証された水素侵入に対する優れた抵抗が,水素の界面トラッピングにより誘起された透過面積の減少に起因することを示唆した。270°Cで100MPa水素ガスに暴露した円周切欠き試験片の平滑,丸棒試験片および疲れ試験の引張試験を室温(RT)で空気中で行った。試験結果は,被覆試料の引張と疲労特性は水素曝露によって劣化せず,一方,非被覆試料のそれらは著しく劣化することを示した。内部切欠きを有する被覆管試験片の水素-圧力サイクル試験も85°Cで95MPa水素ガスを用いて行い,管状試料の疲れ寿命が開発した被覆によって改善されることを示した。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 界面 ,  拡散係数 ,  析出硬化 ,  疲れ試験 ,  引張試験 ,  *アルミニウム ,  *水素 ,  鉄 ,  *ステンレス鋼 ,  アルミナ ,  *被覆 ,  引張 ,  疲れ寿命
準シソーラス用語： 水素拡散 ,  SUS304 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  金属材料  (HC05020S)

タイトルに関連する用語 (8件)： 高圧水素 ,  環境 ,  開発 ,  アルミニウム ,  高強度 ,  ステンレス鋼 ,  水素 ,  支援