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J-GLOBAL ID:202102256869564430   整理番号:21A0025106

ラットの血清,尿管,膀胱および尿道におけるシスプラチンによって誘発される酸化および炎症誘発性損傷に対するルチンの影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of rutin on oxidative and proinflammatory damage induced by cisplatin in blood serum, ureter, bladder and urethra in rats
著者 (7件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 171-181  発行年: 2020年 
JST資料番号: W5795A  ISSN: 1310-2818  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ルチン(ビタミンP1)は抗酸化および抗炎症性フラボノイドである。本研究では,ラットにおける血清,尿管,膀胱および尿道における酸化および炎症誘発性損傷を引き起こすシスプラチンの可能性に対するルチンの影響を調べた。動物を4群に分けた。(i)健康(HG),(ii)50mg/kgのルチン+5mg/kgのシスプラチン(C+R50),(iii)100mg/kgのルチン+5mg/kgのシスプラチン(C+R100)と(iv)シスプラチン(CG)。ルチンと蒸留水を,8日間1日1回適用した。シスプラチンを5mg/kgの用量で8日間腹腔内投与した。最後に,動物を血液サンプルを採取した後に高用量麻酔により屠殺した。尿管,膀胱および尿道組織を除去し,マロンジアルデヒド(MDA),ミエロペルオキシダーゼ(MPO),総グルタチオン(tGSH),スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)インターロイキンβ(IL-1β)および腫瘍壊死因子α(TNF-α)濃度を測定した。結果は,CG群の血清中のMDA,MPO,IL-1βおよびTNF-αのレベルが有意に増加し(p<0.0001),tGSHおよびSODレベルがHGと比較して減少したことを示した。ルチン投与は,C+R50およびC+R100群で見られたように,効果を逆転させた。しかし,尿管,膀胱および尿道組織におけるMDA,MPO,tGSH,SOD,IL-1βおよびTNF-αのレベルに有意差はみられなかった(p>0.05)。これは,シスプラチンが血清で酸化ストレスを生じるが,尿管,膀胱および尿道組織ではしないことを示す。ルチンは,血清中のシスプラチン関連酸化および炎症誘発性損傷を防ぐことが観察された。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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