文献

J-GLOBAL ID：202102257054956183   整理番号：21A2795010

高活性抗レトロウイルス療法時代における非小細胞肺癌患者の生存に及ぼすHIVの影響:集団ベース研究【JST・京大機械翻訳】

Effect of HIV on survival in patients with non-small-cell lung cancer in the era of highly active antiretroviral therapy: a population-based study

著者 (5件)： Rengan Ramesh (Department of Radiation Oncology, University of Pennsylvania School of Medicine, Philadelphia, PA, USA) ,  Mitra Nandita (Department of Biostatistics and Epidemiology, University of Pennsylvania School of Medicine, Philadelphia, PA, USA) ,  Liao Kaijun (Department of Biostatistics and Epidemiology, University of Pennsylvania School of Medicine, Philadelphia, PA, USA) ,  Armstrong Katrina (Division of General Medicine, Department of Internal Medicine, University of Pennsylvania School of Medicine, Philadelphia, PA, USA) ,  Vachani Anil (Division of Pulmonary Medicine, Department of Internal Medicine, University of Pennsylvania School of Medicine, Philadelphia, PA, USA)
資料名： Lancet Oncology  (Lancet Oncology)
巻： 13  号： 12  ページ： 1203-1209  発行年： 2012年 
JST資料番号： W1266A  ISSN： 1470-2045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肺癌のHIV感染患者は非感染患者よりも生存率が不良であることが報告されている。この転帰が高活性抗レトロウイルス療法(HAART)の時代に当てはまるかどうかは不明である。HAARTを受けている肺癌患者における臨床転帰に対するHIV感染の影響を調べた。2000年1月1日から2005年12月31日までの非小細胞肺癌(NSCLC)と診断された患者を,HIV感染の有無で,Surveillance,Epidemiology,およびEnd結果登録とメディケア肺癌データベースを質問して同定した。感染していない対照のHIV感染患者を比較するステージと治療による生存分析を,傾向スコア調整を伴うKaplan-MeierとCoxモデルで行った。NSCLC患者71976名を非感染対照と同定し,NSCLC患者322名をHIV群で同定した。年齢中央値は両群で75歳であった。全ステージに対する全生存期間の中央値は,HIV群に対して非感染対照に対して7±0か月(95%CI 7 0-7 0-7 0)であった(p=0 < 16)。ステージI/II疾患を有する患者に対して,ステージIIIA/IIIB疾患を有する患者に対して,37±0か月(36±0-39)対43±0か月(26±0-580;p=0/37)であり,ステージIV疾患を有する患者に対して,それは,両群に対して7±0か月(7±0-7/0;p=0/051)であり,そして,ステージIV疾患を有するそれらに対して,それは,両群に対して3±0か月であった(95%CI 3 0-3/0,HIV群に対して2 0-5 0-0,HIV群に対して2 0-5 0, p=077)。傾向スコア調整の後,ステージIIIA/IIIBにおける生存差は,もはや見られなかった(ハザード比088;95%CI 071-1 09)。外科的切除を受けたステージIまたはII NSCLCのHIV感染患者の生存期間中央値は,HIV群(p=088)に対して,非感染対照に対して58±0か月(95%CI 57 0-60 0 0)であり,非感染対照に対しては50 0 か月(42 0 から 推定不能)であった。著者らは,HIV患者とNSCLCの感染していない対照との間の臨床転帰に有意差は認められなかった。早期患者における治療的外科的切除の後の生存は,HIV感染者と非感染対照において類似していた。これらのデータは,HIV状態がNSCLCにおける治療意思決定に影響しないことを示唆する。米国国立がん研究所(UC2CA148310)。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 意思決定 ,  データベース ,  生存率 ,  *肺腫瘍 ,  HIV感染症 ,  *非小細胞肺癌 ,  *HIV【ウイルス】
準シソーラス用語： メディケア ,  生存期間中央値 ,  傾向スコア , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  呼吸器の腫よう  (GI04000G)

タイトルに関連する用語 (7件)： 高活性抗レトロウイルス療法 ,  非小細胞肺癌 ,  患者 ,  生存 ,  HIV ,  集団 ,  研究