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J-GLOBAL ID：202102257148812589   整理番号：21A0001198

ソフトマターの試験・評価技術 中性子全反射法による固体表面の組成分析~ゴムの固着と劣化のその場観察を目指して~

著者 (6件)： 小泉智 (茨城大 工) ,  麻生脩平 (茨城大 工) ,  前田知貴 (茨城大 工) ,  上野真寛 (日本ゼオン) ,  仲摩雄季 (日本ゼオン) ,  武山慶久 (日本ゼオン)
資料名： 月刊ソフトマター  (ソフトマター)
号： 33  ページ： 14-16  発行年： 2020年12月05日 
JST資料番号： F2209A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・加熱下の圧着によるゴム-金属の固着の反応機構と界面でのゴム構造変化を解明すべく,金属等に優れた透過性を示し,水素等の軽元素への検出感度の高い中性子線の全反射により観察。
・フッ化ビニリデン-ヘキサフルオロプロピレン共重合体/カーボンナノチューブ/加硫剤の架橋ゴムを研磨Al板/箔間に挟み,250°C×70hr圧着保持し,大強度陽子加速器施設のMLFビームラインにて計測。
・その結果,金属界面より発生する中性子の反射率を,特に全反射近傍の散乱曲線に着目し解析し,ゴム-金属固着体の組成変化を追跡可,更に加熱圧着によるゴム組成/密度の変化も評価可。

シソーラス用語： *軟質材料 ,  試験 ,  評価 ,  接合 ,  *フッ素樹脂 ,  *共重合体 ,  カーボンナノチューブ ,  加硫剤 ,  *ゴム ,  研磨 ,  *アルミニウム ,  板 ,  箔 ,  付着 ,  反応機構 ,  表面分析 ,  *中性子反射 ,  研究施設 ,  ビームライン ,  MLFビームライン ,  *ポリフッ化ビニリデン-ヘキサフルオロプロピレン ,  *架橋ゴム ,  固体表面 ,  熱圧着 ,  成分分析 ,  J-PARC ,  機械工作
準シソーラス用語： *ソフトマター ,  加熱圧着 ,  固着 ,  組成分析 ,  大強度陽子加速器施設 ,  *中性子反射法

分類 (3件)： 中性子回折法  (BK01060A) ,  ゴム  (YH07020M) ,  接着  (WC07020V)

引用文献 (7件)：

• 上野真寛、武山慶久、上島貢:′′エラストマー討論会講演要旨集 第30回エラストマー討論会′′、67(2019).
• 森邦夫、高松成亮、渡辺明:′′日本ゴム協会誌 第62巻 第1号′′、55(1989).
• 森邦夫、高松成亮、渡辺明:′′日本ゴム協会誌 第62巻 第1号′′、56(1989).
• S. Koizumi & T. Maeda et al.: Quantum Beam Science 2020 in press.
• 小泉智、上田悟、能田洋平、藤澤貴子:月刊ソフトマター Soft Matter 2018.7、13-15.

タイトルに関連する用語 (8件)： ソフトマター ,  試験 ,  評価 ,  中性子 ,  固体表面 ,  組成分析 ,  ゴム ,  その場観察