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J-GLOBAL ID:202102257304337547   整理番号:21A0264732

マウスにおけるアセトアミノフェン誘発肝障害に対するRIPK3アップレギュレーションと好中球蓄積の阻害によるISO-1の保護作用【JST・京大機械翻訳】

Protective effect of ISO-1 with inhibition of RIPK3 up-regulation and neutrophilic accumulation on acetaminophen-induced liver injury in mice
著者 (5件):
資料名:
巻: 339  ページ: 51-59  発行年: 2021年 
JST資料番号: E0034B  ISSN: 0378-4274  CODEN: TOLED5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アセトアミノフェン(APAP)の過剰使用は,しばしば重度の肝損傷を生じ,その肝臓傷害は,いくつかの症例で致死的である。マクロファージ移動阻害因子(MIF)は様々な細胞で発現され,多機能役割を持つ。しかし,APAP誘発肝障害におけるMIFの役割は,完全には研究されていない。本研究では,MIF阻害剤である(S,R)-3-(4-ヒドロキシフェニール)-4,5-ジヒドロ-5-イソオキサゾール酢酸メチルエステル(ISO-1)による治療が,急性APAP誘発肝障害からマウスを保護したかどうかを検討した。急性肝障害は,APAP(300mg/kg体重)の注射によって誘発した。マウスは,APAP投与の前にISO-1(15mg/kg体重)1時間(h)の単一注射で治療した。組織学的,生化学的および分子分析をAPAP投与後12時間のマウスの肝臓で行った。ISO-1はマウスにおけるAPAP誘発肝障害の組織学的所見を著しく改善した。APAPによるアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)およびマクロファージ炎症性蛋白質-2(MIP-2)の血清レベルの増加は,ISO-1によって阻害された。さらに,ISO-1は,APAP誘発肝障害マウスの肝臓におけるミエロペルオキシダーゼ染色細胞数の増加およびTUNEL陽性染色細胞の数を減少させた。APAPによる肝臓受容体相互作用蛋白質キナーゼ(RIPK)3と熱ショック蛋白質70のアップレギュレーションは,ISO-1を与えたマウスの肝臓で抑制された。これら結果は,MIF活性の阻害が急性APAPが誘導する肝傷害の治療に対し臨床的に有効であることを示す更なる証拠を示す。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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消化器作用薬の基礎研究  ,  消化器の基礎医学  ,  解熱鎮痛薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
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