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J-GLOBAL ID:202102258179446612   整理番号:21A0291381

外傷および傷害重症度スコア方法論を用いた鈍的外傷の小児患者における年齢特異的生存予測の検証:10年間の全国観察研究【JST・京大機械翻訳】

Validation of age-specific survival prediction in pediatric patients with blunt trauma using trauma and injury severity score methodology: a ten-year Nationwide observational study
著者 (8件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-8  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7423A  ISSN: 1471-227X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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外傷患者における院内死亡率は,外傷傷害予防システムの改善により最近低下した。しかしながら,日本における患者の年齢と傷害重症度の詳細な分類により,小児患者における外傷と傷害重症度スコア(TRISS)の妥当性を評価した研究はない。この後向き全国研究は,年齢と傷害重症度による鈍的外傷の日本人小児患者における生存予測におけるTRISSの妥当性を評価した。2009~2018年の日本外傷データバンクからデータを得た。結果は以下の通りであった。(1)年齢群(年齢0歳,就学前児童1-5歳,学子供年齢6~11歳,年齢12~18歳)の患者の特徴と死亡率,(2)4つの年齢グループと6つのPs-間隔グループ(0.00-0.25,0.26-0.50,0.51-0.75,0.76-0.90,0.91-0.95と0.96-1.00),および(3)年齢とPs-間隔グループによる観察/予想生存者比により,TRISS方法論を用いて評価した生存確率(P_s)の妥当性(P_s)は,年齢群(P_s)の2つの年齢群(P_s),およびP_s-間隔群(P_s)によって評価された生存確率(P_s)の有効性(P_s)は,4つの年齢群と6つのPs-間隔群(0.00-0.25,0.26-0.50,0.51-0.75,0.76-0.90,0.91-0.95と0.96-1.00)によって評価された。TRISSの妥当性を,感度,特異性,陽性予測値,陰性予測値,精度,受信者オペレータ特性曲線(AUC)の下の領域,およびTRISSの領域を示す,受信者動作特性(ROC)曲線を用いたTRISS法の予測能力によって評価した。検討した全ての年齢カテゴリーにおいて,TRISSに対するAUCは,高いパフォーマンス(0.935,0.981,0.979および0.977)を示した。TRISSのAUCは,Ps-間隔群(0.96-1.00),(0.91-0.95),(0.76-0.90),(0.51-0.75),(0.26-0.50),および(0.00-0.25)で,それぞれ0.865,0.585,0.614,0.585,0.591,および0.600であった。検討した全ての年齢カテゴリーにおいて,Ps間隔(0.00~0.25)の患者の間で観察された生存者は,TRISS法を用いて計算した予想生存者より1.5倍またはそれ以上であった。TRISS方法論は,鈍的外傷の日本人小児患者における生存を正確に予測すると思われる。しかし,より高い傷害重症度を有する若年鈍的外傷患者に対するTRISS方法論の採用にはいくつかの問題があった。次のステップでは,現在のTRISSモデルよりも小児外傷患者にとってより適切である簡単で高品質の予測モデルを開発することが必要である。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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外傷一般  ,  外傷の診断 
引用文献 (26件):
  • Br J Anaesth; Trauma scoring systems and databases; F Lecky, M Woodford, A Edwards, O Bouamra, T Coats; 113; 2014; 286-294; 10.1093/bja/aeu242; citation_id=CR1
  • J Trauma; Evaluating trauma care: the TRISS method. Trauma score and the injury severity score; CR Boyd, MA Tolson, WS Copes; 27; 1987; 370-378; 10.1097/00005373-198704000-00005; citation_id=CR2
  • J Trauma; A revision of the trauma score; HR Champion, WJ Sacco, WS Copes, DS Gann, TA Gennarelli, ME Flanagan; 29; 1989; 623-629; 10.1097/00005373-198905000-00017; citation_id=CR3
  • J Trauma; The major trauma outcome study: establishing national norms for trauma care; HR Champion, WS Copes, WJ Sacco, MM Lawnick, SL Keast, LW Bain; 30; 1990; 1356-1365; 10.1097/00005373-199011000-00008; citation_id=CR4
  • Japan Advanced Trauma Evaluation and Care. http://www.jtcr-jatec.org/index_jatec.html (In Japanese). Accessed 20 July 2020.
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