文献

J-GLOBAL ID：202102258222917851   整理番号：21A0490577

肝p38MAPK/NF-κB経路は,ラットの熱傷ショック期において,炎症反応を軽減するのに役立った。【JST・京大機械翻訳】

Role of liver p38 mitogen-activated protein kinase /nuclear factor-κB pathway in eschar excision during burn shock stage for reducing the inflammatory response in rats

著者 (7件)： Duan Jianxing (昆明医科大学第二附属医院焼傷科,云南 昆明,650500) ,  Liu Wenjun (昆明医科大学第二附属医院焼傷科,云南 昆明,650500) ,  Ceng Yueqin (昆明医科大学分子臨床医学研究院,云南 昆明,650500) ,  Zhang Gaofei (昆明医科大学第二附属医院焼傷科,云南 昆明,650500) ,  Wang Di (昆明医科大学第二附属医院焼傷科,云南 昆明,650500) ,  Li Jiamei (昆明医科大学第二附属医院焼傷科,云南 昆明,650500) ,  Lou Hanxiao (昆明医科大学第二附属医院焼傷科,云南 昆明,650500)
資料名： Ganran, Yanzheng, Xiufu  (Ganran, Yanzheng, Xiufu)
巻： 21  号： 1  ページ： 16-21  発行年： 2020年 
JST資料番号： C4399A  ISSN： 1672-8521  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:ラットの熱傷ショック期における痂皮後炎症因子の変化及び炎症の作用機序を観察する。【方法】Wistarラットは,異体皮膚ドナーとして使用した。SDラット水浴法で30%TBSAIII度熱傷モデルを複製した。動物をランダムにモデル群、痂皮群(熱傷後12hの痂皮、異体皮を覆う)、偽手術群(仮焼傷、傷後12hで仮に皮を覆う)を無作為に分けた。損傷後24,48,72,96時間(モデル群,12時間)でラットを屠殺し(各群5匹),血液と肝臓組織を採取し,酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)により血清中の炎症因子を測定した。ウェスタンブロット法を用いて,p38マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MAPK)/核因子κB(NF-κB)経路関連蛋白質の変化を検出した。結果;モデル群の血清エンドトキシン結合蛋白質(LBP)、高移動度群蛋白B1(HMGB1)、インターロイキン-6(IL-6)、腫瘍壊死因子-α(TNF-α)とIL-10レベルは約1248hでピークに達した後に次第に安定になった。HMGB1は徐々に増加し,96時間でピークに達した(P<0.01)。偽手術群と偽手術群の間で,他の炎症因子(P<0.01またはP<0.05)とp38MAPK(p38MAPK)の濃度に有意差はみられなかった。リン酸化p38MAPKとリン酸化NF-κBは有意に減少した(P<0.05またはP<0.01)。痂皮群内の比較では、以上の炎症因子及び肝臓p38MAPKとNF-κBリン酸化レベルは24hと比較して明らかに低下した。結論:ショック期切除は熱傷後の炎症因子の活性化を減少でき、p38MAPK/NF-κBの炎症経路を通じて炎症反応を減少させ、痂皮後の全身炎症反応の水準はもっと速く低下する傾向がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ドナー ,  *炎症 ,  血清 ,  内毒素 ,  *ラット ,  リン酸化 ,  *ショック症状 ,  ELISA ,  インターロイキン10 ,  ウェスタンブロット法 ,  NFκB ,  *p38MAPキナーゼ
準シソーラス用語： Wistarラット ,  *P38 ,  *炎症反応 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  循環系の基礎医学  (GJ01020K) ,  血管作用薬・降圧薬の基礎研究  (GW07040J)

タイトルに関連する用語 (5件)： p38MAPK ,  経路 ,  ラット ,  熱傷ショック ,  炎症反応