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J-GLOBAL ID:202102258468017681   整理番号:21A0576779

オゾン処理による海水中のフロルフェニコールとオキソリン酸の酸化【JST・京大機械翻訳】

Oxidation of Florfenicol and Oxolinic Acid in Seawater by Ozonation
著者 (7件):
資料名:
巻: 10  号: 14  ページ: 4944  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7135A  ISSN: 2076-3417  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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魚類における病気の予防のための海洋養殖における水産養殖産業による抗生物質の使用の増加があった。処理なしで海に排出された水中の抗生物質は海洋生態系に擾乱を引き起こす。したがって,水産養殖で使用される抗生物質の除去がいかに達成されるかに関する研究の必要性がある。本研究では,水産養殖産業で使用される2種類の抗生物質(フロルフェニコール,FF,およびオキソリニン酸,OA)の除去をオゾン処理によって評価した。現在,オゾン処理による海水からのFFとOA除去に関する研究は不足している。海水オゾン処理は,淡水に比べて著しく異なる酸化機構を示す。海水中の多量のBr(60mg/L)は,160M1s1の速度で臭素(HOBr/OBr)を生成するオゾンとの急速反応を可能にした。オゾンと臭素による抗生物質の除去効率を予測するために,オゾンと臭素によるFFとOAの反応のための種特異的速度定数を測定した。測定した速度定数を用いたFFとOAの予測除去効率を,海水中と同じ濃度の臭化物イオンを含む水中のオゾン処理プロセスにより検証した。FFの結果は,20分の間に10%未満の除去を示し,オゾンと臭素によるFFの速度定数は,それぞれ3.2M1s1と3.5M1s1であった。しかし,オゾン処理を用いたOAの除去は90秒以内で約99%または高かった。臭化物イオンの存在下では,OAの約60%が15秒以内に微量オゾンによって除去され,OAの約30%が15秒後に発生した臭素によって除去された。オゾンによる水産養殖で使用されたFFとOAの再現性を比較して,FFは,その低い反応速度定数のために除去することがより難しいことが観察された。一方,オゾンと臭素によるOAの反応速度は,それぞれ2.4103M1s1と4.0102M1s1であった。反応の初期に,OAは微量オゾンによって除去された。その後,OAはオゾンが分解された後に発生した臭素によって除去された。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  用水の化学的処理 
引用文献 (20件):
  • Gao, Y.Q.; Gao, N.Y.; Deng, Y.; Yin, D.Q.; Zhang, Y.S. Degradation of florfenicol in water by UV/Na2S2O8 process. Environ. Sci. Pollut. 2015, 22, 8693-8701.
  • Norambuena, L.; Gras, N.; Contreras, S. Development and validation of a method for the simultaneous extraction and separate measurement of oxytetracycline, florfenicol, oxolinic acid and flumequine from marine sediments. Mar. Pollut. Bull. 2013, 73, 154-160.
  • Feng, J.-B.; Huang, D.-R.; Zhong, M.; Liu, P.; Dong, J.-D. Pharmacokinetics of florfenicol and behaviour of its metabolite florfenicol amine in orange-spotted grouper (Epinephelus coioides) after oral administration. J. Fish. Diseas. 2016, 39, 833-843.
  • Christensen, A.M.; Ingerslev, F.; Baun, A. Ecotoxicity of mixtures of antibiotics used in aquacultures. Environ. Toxicol Chem. 2006, 25, 2208-2215.
  • Sapkota, A.; Sapkota, A.R.; Kucharski, M.; Burke, J.; McKenzie, S.; Walker, P.; Lawrence, R. Aquaculture practices and potential human health risks: Current knowledge and future priorities. Environ. Int. 2008, 34, 1215-1226.
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