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J-GLOBAL ID：202102259073194227   整理番号：21A0159866

肝細胞癌におけるPABPC1の発現と予後の役割【JST・京大機械翻訳】

Expression and prognostic roles of PABPC1 in hepatocellular carcinoma

著者 (2件)： YuFeng Zhu (Department of General Surgery, The First Affiliated Hospital of JinZhou Medical University, JinZhou, LiaoNing Province, People’s Republic of China) ,  Ming Qi (Department of Ultrasound, The First Affiliated Hospital of JinZhou Medical University, JinZhou, LiaoNing Province, People’s Republic of China)
資料名： International Journal of Surgery  (International Journal of Surgery)
巻： 84  ページ： 3-12  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3326A  ISSN： 1743-9191  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肝細胞癌(HCC)は世界的に一般的な悪性腫瘍である。本研究では,HCCの進行に関与する潜在的ハブ遺伝子を同定し,その臨床的および予後的意義を検討した。最初に,データセットGSE76427を用いて共発現ネットワークを構築した。加重遺伝子共発現ネットワーク分析(WGCNA)を用いて,有意義なモジュールを調査した。次に,蛋白質-蛋白質相互作用(PPI)ネットワーク分析と遺伝子セット濃縮分析(GSEA)を適用して,HCC進行と相関するハブ遺伝子を研究した。ハブ遺伝子発現とそれらの予後相関を,さらに一連のデータベースによって分析した。225人の患者からの生検によって得たパラフィン包埋HCC組織を免疫組織化学にかけた。WGCNAを用いて12の共発現遺伝子モジュールを同定した。ピンクモジュールは,全生存年(r=0.69,P=0.02)とより高い相関を示した。バイオインフォマティクス分析は,実際のハブ遺伝子がPABPC1であり,PABPC1 mRNA発現が正常組織と比較してHCC組織でより高いことを示した。GSEA分析は,PABPC1発現がP53シグナリング経路と関係することを示した。PABPC1の高発現は,TNMステージ(P=0.004)と血清AFP(P=0.001)と相関していた。PABPC1の高発現は,HCCに対するより悪い全生存と相関した。多変量解析は,PABPC1がHCCの独立予後因子であることを示した(HR=4.17,95%CI:2.454~6.974,P=0.001)。一般的に,PABPC1はHCCの進行に寄与する可能性がある。さらに,PABPC1はHCCの予後マーカーとして使用できる可能性がある。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 多変量解析 ,  データベース ,  ネットワーク ,  mRNA ,  遺伝子 ,  血清 ,  生検 ,  *予後 ,  遺伝子発現 ,  *肝細胞癌
準シソーラス用語： パラフィン包埋 ,  悪性腫瘍 ,  バイオインフォマティクス ,  ネットワーク解析 ,  共発現 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： PABPC1 ,  肝細胞癌 ,  免疫組織化学 ,  予後

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  分子・遺伝情報処理  (JE15040B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 肝細胞癌 ,  発現 ,  予後 ,  役割