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J-GLOBAL ID:202102259174863018   整理番号:21A0057223

アマチュア無線を利用した宇宙局運用及び開発のための教材開発

Development of Teaching Materials for Space Station Operation and Development using Amateur Radio
著者 (3件):
資料名:
巻: 64th  ページ: ROMBUNNO.1J15  発行年: 2020年 
JST資料番号: S0277B  ISSN: 1884-1945  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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最近,多くの大学などがCubeSat(超小型衛星)を運用しており,いくつかの研究機関が宇宙関連の人間資源を訓練するための教材を提案している。ただし,教材の通信システムの多くは,ZigBee規格などを使用した仮想システムであり,実際のアマチュア無線通信を体験できるものは少ない。一方,現在のCubeSatのほとんどは,全二重通信を実行するために,アップリンク周波数として145MHz帯域を使用し,ダウンリンク周波数として430MHz帯域を使用している。しかし,単一周波数帯域通信技術を採用するには,将来打ち上げが予定されているCubeSatsが必要である。このような状況を踏まえ,無線通信技術を迅速に取得できる実践的な教材を開発することは非常に有用である。特に,この機能は衛星地上局からコマンドを受信し,OBC(オンボードコンピュータ)に送信する。また,衛星が取得したデータをパケットに分割する機能と,それれを送信する機能の2つの機能がある。これらはすべてアマチュア無線パケット通信によって実行される。以前は,アマチュア無線でのパケット通信はハードウェアTNC(ターミナルノードコントローラー)を使用していたが,現在はソフトウェアTNCが一般的である。本研究で提案した教材は,DirewolfなどのオープンソースソフトウェアTNCを使用している。この教材を提唱するもう1つの利点は,衛星情報を積極的に取得することである。多くのCubeSatが通信手段としてアマチュア無線を採用している理由の1つは,世界中のアマチュア無線の家から情報を入手することを期待しているためである。衛星が1つの衛星地上局と通信できる時間は非常に短く,複数の地点に衛星地上局を設置する予算が限られている大学では困難である。本研究で提案する教材は,CubeSatからの電波を簡単な受信機で受信する実用的な方法を提案している。教材とともに電波受信技術が普及すれば,CubeSatのアマチュアバンド電波を受信する機会が広がり,より積極的な宇宙利用が促進される。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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宇宙通信 
引用文献 (5件):
  • 人工衛星用 fmcw 送受信機. http://www.nishimusen.co.jp/eisei2016/eisei-302A-RU.htm. (Accessed on 02/04/2020).
  • wb2osz/direwolf: Dire wolf. https://github.com/wb2osz/direwolf. (Accessed on 02/04/2020).
  • Masahiko Yamazaki. Space systems engineering education by providing hands-on practices using picosatellite training kit. 2016.
  • 新谷悠真, 村上幸一, 大西哲. バルーンサットの開発と cubesat 教材への改良の検討. 信学技報, 第118巻 of LOIS2018-73, pp. 103-108, 沖縄, 3月 2019. 2019年3月7日(木)-3月8日(金) 宮古島市中央公民館視聴覚室 (LOIS).
  • 浅井文男. 学生による超小型人工衛星プロジェクトのための衛星地上局ソフトウェアの開発. 奈良工業高等専門学校研究紀要, 第46号, pp. 19-24, 2010.
タイトルに関連する用語 (5件):
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